「 50歳代に突入してしまったら、なかなか希望する職種や業界に転職できない 」と嘆く人が多い。それゆえに、未経験の職種に就きたいなどという無謀な行動に出るミドル層も、なかなか珍しいケースだ。

確かに、タクシーの運転手や介護職などの極端に人員が不足している業界であれば、よくある話だけれども、そんな中転職エージェントを通じて応募した未経験の職種に見事合格してしまった人がいます。

工藤さん50歳代の転職の動機は、より良い製品を作りたいという思いがあり、過去に工員を経験したのですが、さらに業務知識を加えていく中で、営業よりも、工員の上に立って、業務の指導をしたいと思い、工員たちを管理する管理職に転職をしたいと思うようになったという。

手段としては、さまざまな自動車工場への作業者としての働き方がありますが、転職エージェントの中での、あっせんに負けた感があります。

未経験な職種の転職に挑んでみた結果

転職エージェントと呼ばれる大手のところですが、「 パソナキャリア 」としても、大手ですし「 リクルートエージェント 」もありますが、前社の方の引き抜きに負けた感触です。

転職エージェントは、人材が有能とみれば、どんどん企業に押しに出るので、こちらが断ろうと思っても、面談を取り付けたり、え、今からですか?というような、即時の出社要請もあります。

もちろん、入ろうと思ってもなかなか入れない会社組織ですから、依頼があるという事自体、幸せなうちのひとりなのかなという実感はありました。

ただ、転職エージェントとしても、必死で取り次いでくるので、ちゃんとした対応をしていれば、見込みありとして、案件をどんどん提示してくれました。

やはり大事なのは、人へのコミュニケーションのあり方であり、その対応が自然なかたちで、前職での経験を物語れば、かえって履歴書の内容は二の次であるというイメージングはありました。

ですから、転職書面に過去の経歴がなくても、実績としての社会人の対応とマナーを守っていれば、一応のところ有能と判断され、いい会社に就くことができるのだとおもいます。

スキルに関しても、プロのエージェント仲介担当がいれば、話しぶりで、どの程度のスキラーなのかは、判るでしょうから、その辺りは、転職エージェントに頼まれると、断れないでしょう。

転職するにあたり心配だったこと

転職するにあたっての心配だったことは、一度自動車関連の仕事を経験したことがあるので、どこの配属先になるかという心配はありました。

転職エージェントさんは、募集度の高い方から優先的に、そして、見込みありの場合であると、給与の高い方から着目していきます。しかし、あまり自宅からの距離が遠すぎると通勤時間もかかるので、それはお断りしたかったところです。

そして、企業からの依頼を受け付けている転職エージェントになるので、こちらが「 給料は低くていいので、自分の願う職場にお願いします 」と言っても、エージェント管理担当も、必死らしく、企業からの要請があれば、たいへんな様相もあるので、こちらのとの、兼ね合いに苦労を取りました。

ですから、勤務先・配属先に願望が通らないこともあるかもしれないと、心配はしました。特に勤務先が遠い場合は、交通費の工面で問題になるので、生計の収支との関連上、あまり、遠くまで行けにくいときは断ろうとおもっていました。

転職活動するにあたり大変だったこと

転職活動で実際に大変だったところは、転職エージェントの、非公開求人・採用枠は沢山ありましたが、条件のいいところは、非公開求人になっているので、その登録をまずしなくてはならないことです。登録情報としても、綿密に聞いてくるので、そのアンケートにしっかり答えるのには、少し苦労しました。

大事な個人情報と、会社の個人経歴であるので、それを提供するには、ちゃんとした、大手の信頼がおける転職エージェントに相談するのがいいと思います。

個人の情報として正確に列記することも重要ですが、まさか悪用されないようにと、個人情報の管理の意識を持っておくことも非常に重要になります。

ですから、アンケートや、情報提供とはいっても、こちらから、気を張ることはあります。転職活動での苦しかったところは、ターゲット会社だけではなく、競合の場合もあるので、その際は、どうやって、断ったらいいか等、取引に詰まってしまうと、関係性に汚点を残さないかという、心配の工面はありました。

結局は、丁寧に断る必要もなくなった形になり、そこは、転職エージェントさんがうまく仲介してくださったのだと思います。コミュニケーションを社会人として、しっかりとっておくことで、このような、仲介人の手ほどきとしても、対応をよくしてもらえます。

もちろん、転職仲介業者が持っていく、手数料も企業からはあるのでしょうけれども、いい人材見込みとなって、その後の働きぶりで恩返しできればというのが見返りです。

転職してよかったと思うこと

転職をしてよかったと思う点は、どうしても、産業系の自動車関連会社への転職を諦めることなく実現できたことです。経験者としての採用面接があったのですが、それもうまくいかず悶々としていました。つまり、働きたいという意識が強ければ、まず問題はないのが転職の世界だと思います。

転職する理由として、自分の専門として、そして専業として働きたいという意向をしっかりと伝え、それが確認されれば、向こうの方から「 来てください 」といわれるのが転職です。そのために、休職している時でも、情報収集やスキルアップについては、予断なく実行していました。

体力的にも問題がないように、充分に気を使いました。

いつでも現場に復帰できるようにと、その関連産業の実情を現場でも、実社会でも確認する事項を続けた結果、いまの管理に就いた感があります。

つまり、転職中は、休んでいるという意味ではなく、家族の者にも、いま探して連絡とっているところだからと、通じればいいのです。たとえ、その話が通じていなくても、こちらは家族を支える意味があるのですから、今は実証したという貫禄です。

転職中は家族が支えてくれないと、長続きしません。そして、少しでも最短で職にありつけるようにすることが、一家の中での十分な仕事になります。

諦めないこともそうですが、家族に実証するその仕事ぶりで、なにも言わせないというのが、男としてのマナーだとおもいます。転職してよかったのは、やはり仕事が出来ているという自信感がメーンになり「 今、わたしは働いている 」と、無我夢中で仕事をしている時に、自分自身はほんとに向いていたのかもしれないですね。

ここまでスキルを学んで身に着けてきてよかったと、自他ともに思うときが一番好きです。

営業職から製造の管理職へ転職?ありえへんを実現した男まとめ

50歳代で営業職から製造の管理職へ転職?ありえへんを実現した男の物語についてまとめてみましたが、いかがでしたか?
20代・30代ならいざ知らず、「 前からやってみたかった 」という非論理的な理由で転職を叶えてしまう50歳代がいるのには驚かされます。しかも、彼は転職エージェントから引っ張りだこだったというから余計に驚きですね。

彼の経歴のどこに、転職エージェント達が喰いつく市場価値があったのか謎は深まるばかりでした。

私も長年転職支援をしていますが、このような転職成功事例はなかなかお目にかかれません。彼のケースは特殊ですから、皆さんは見習わず堅実に転職活動していきましょうね。

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