AIが事務員の仕事を奪ってしまうなんて、ドラえもんが活躍する未来の世界が現実に始まろうとしていますよね。

特に、中高年に人気なのがデスクワークですが、需要も少なく退職する人も少ないため狭き門となっています。そんな事務員のバイトに54歳未経験の女性が応募して採用されてしまうという事態が起きました。

彼女が採用されたのは偶然なのか?、はたまた実力なのか?その辺りを詳しく聞いてみました。

50代フリーターが見つけた事務の副業

私が体験した副業は、申込書に記入された内容と入力内容とのチェック確認作業でした。時給は900円、勤務時間帯は、途中1時間休憩あり午前9時から午後4時まででした。この副業は「 タウンワーク 」に掲載されていた中から見つけました。綺麗なオフィスでの仕事となっていたところと、希望していた事務仕事だったことに惹かれて応募しました。

応募者がとても多く、何日かに分けて筆記試験と面接などが行われました。その時点で30代から40代くらいの年代が多かったので、これは無理だなと思っていました。

しかも筆記試験があるなんて気が付かずに応募したので、当日は慌てふためいてしまい、はっきり言って絶対に成績が良かったとは思えませんでした。

そのため、試験後の面接はもう絶対に落ちたと思っていたので結構投げやりなかんじになってしまっていたのですが、後日合格の通知が届いた時の私の喜びはすさまじかったです。

仕事内容はいわゆる書類チェックが中心で、自分が何かを作り出したり考え出したりするものではなく、きっちりと決められたマニュアルどおりに正確に確実に仕事をすることが求められるものでした。

今考えてみれば、筆記試験も知識を問う問題もあったのですが、正確に間違いなく細かな事務作業がこなせるかどうかを見極めるためのものだったようです。半年ごとに雇用期間を更新するタイプの雇用形態で、副業を続けるためには雇用主から半年ごとに適性や仕事内容をチェックされる必要がありました。年齢的には30代から50代、60代と思しき年齢の人もいるので、50代の自分が年齢的に浮いてしまうという感じはしませんでした。

仕事内容はとてもきっちりとマニュアル化されており、マニュアルに従って進めてゆけばきちんとこなせるようになっていました。

事務の副業をするにあたり心配だったこと

ほとんどが女性という職場環境で、一つの部署に100人ほどの人々が常に働いている職場で独特の雰囲気がありました。最初はその中で、馴染んで仕事ができるか不安を感じていました。半年ごとにチェックされてバイトとして雇用を続けてもらえるかどうかを判断されるとのことだったので、半年でクビにならないようにとにかく頑張ろうと思いました。

最初の内は仕事を覚えるのに必死で周りに気を使っているゆとりもなかったのですが、しばらくしてある程度仕事に慣れてくると、同期に採用されたバイトの中でも仕事ができる人と、周りに置いて行かれる人と差が出てきました。

私たちよりも半年早く雇用されたバイトの中にも、ミスを連発していつも叱られているのを目にする人もいて、何だちょっと見せしめのようだな…と、叱られている人が気の毒に感じるシーンもありました。自分は30代40代のバイト仲間に後れを取ってはいけないと必死だったのですが、理解力はやはり高くはないので、どんな細かな事でもメモをして自分なりに身に付けやすく工夫していました。

そんな努力を認めてくれる人もいて、職場自体はけして居づらいなどと思う場所ではなく、それなりに充実感を感じながら楽しく快適に仕事が出来ていました。

事務の副業をするにあたり大変だったこと

最初の頃は皆横一列だったけれど、同じ日に採用された人の中にもだんだんと優劣をつけられるようになってきて、3か月を経過してそろそろ次のステップに移るという段階で、採用面接のときに隣の席に座った50歳くらいの人が辞める事になったと朝礼で発表され驚きました。その人はよく自分は年だから若い人と同じようには覚えられないというのが口癖で、同年代の自分にはなんだか聞いていてちょっと嫌な気持ちになる事もありました。

若い年代と記憶力も仕事への順応力も劣るのは仕方のないことかもしれないけれど、雇用する方は年代ごとにバイト代が違うわけではないのだから同じレベルの仕事を求めてくるのは当然だと思います。もちろん私も失敗も何度もして、みんなの前でこんなミスがあったので気を付けるようにと周知されて、本当に落ち込むこともありました。

でも、いちいちそれを歳のせいにだと口に出して周りの人に同意を求めるようなことは絶対にしませんでした。そんな風にすればするほどみんなから置いて行かれると思っていたし、自分にだってそれなりにプライドがありましたので。結局彼女は辞めてしまったけれど、いずれはそうなるんじゃないかなと、心のどこかで思っていたのも確かです。

今後事務の副業をする人へのアドバイス

私自身は事務仕事に欠かせないパソコンスキルは身に付けていたので、仕事の上でパソコン作業などで困る事はあまりありませんでした。「 タウンワーク 」の募集要項の中には特別なスキルはいりませんとなっていたのですが、事務仕事をするうえではパソコンに触ったこともない状態だとかなりつらいものがあるので、最低限のパソコン操作はできるようにしておく方がいいと思います。

幸い私は基本的な操作は問題なくできていたのですが、中にはパソコンの立ち上げから質問する人もいて、そんな人を雇ってしまった側の責任もありますが、結局そんなレベルだと途中で挫折してしまう事は十分に考えられます。

デスクワークは正社員でもバイトでも人気が高いと言われています。

座って仕事をする時間が長いので確かに動き回る仕事よりも体力的には楽かもしれないのですが、眼精疲労や肩こりなどは常に悩まされます。

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自分の体のメンテナンスをしっかりすることを普段から心がけることと、事務仕事=楽ではないと言う事を肝に銘じてバイトを選ぶべきだと思います。

どんどん新しい人がバイトで補充されると、ちょっと焦ってしまう気持ちは常にあります。でも、いい意味で開き直ってある程度の図々しさも身に付けていないと、50代になってアルバイトを見つけてそれを続けるのは難しいと思います。

そしてどんな仕事でも失敗したときに年齢を理由にして言い訳ばかりする人は間違いなく職場で嫌がられます。歳なんだから大目に見て欲しいなんて態度が少しでも見えたら、それこそバイト仲間から仲間はずれにされてしまうかもしれません。

バイトといえども自分の居場所を確保するのはたやすい事ではありません。歳なんだから大目に見て欲しいではなく、歳なんだから倍の努力をしないとついていけないのは当たり前と思わないと長続きはしないかもしれませんね。

50代フリーターが教える事務員の仕事事情まとめ

副業に年齢は関係ない!50代フリーターが教える事務員の仕事事情についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

デスクワーク未経験だった彼女が、このお仕事に合格できたのは単なる偶然ではなく、彼女の仕事に対するストイックな姿勢が評価されたのかもしれませんね。50代と言えど、「 歳なんだから大目に見ろよ 」なんて甘い考えしてたら、いつまで経っても条件のイイ副業に巡り合うことができませんよ!

是非初心に帰ったつもりでお仕事と向き合ってみてはいかがですか?熱い情熱があれば、AIになんて負けることはありませんから。

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