「 どうしても欲しい物があるんです。50代でも短期間で稼げるバイトはないでしょうか? 」と情報交換したがる主婦層は少なからずいらっしゃいます。

確かに、空いた時間だけできて、時給も良くて効率的に稼げるバイトあれば主婦の強い味方なんだけどなぁって思います。でもそんな割りのいいバイトなんて簡単に見つけられるはずもなく…

普段は自宅でライターの仕事をしている山野さん(50代・女性)は、地元の新聞に折り込まれている求人広告の折り込みで、100円均一のショップの新規オープンに伴う商品の搬入・ディスプレイ等のバイトを見つけて応募したのでした。

50代の主婦が見つけた新規オープン陳列バイト

待遇として、時給は1時間1,000円、時間帯は朝9時から夕方の5時まで。短期バイトでしたが、交通費も実費でいただける事と、時給が良いので即決したという。

短期の仕事でしたので計5日間のお仕事でした。初日は倉庫から商品を運ぶトラックが到着するので、そのトラックから商品をお店の中へ運び出す作業でしたね。

箱は大きくて重たいものばかりでしたので、男性のアルバイトの方がまず出し、それをカートに乗せて運び入れます。1日目はこの作業でほとんどが終了しました。

2日目からは4~5人の班に分かれて作業しました。文房具、衛生品、食器、おもちゃ、お弁当用品、調理用品などなど、様々な種類の商品をバーコードでスキャンして確認し、所定の棚の場所へそれぞれを運び分類する作業をします。

それが終わると、担当の商品棚へ更に細かく分類して仕分けします。たくさんあるので、最初に商品が入っていて空き箱となった段ボールを使って大まかに仕分けして保管します。

次に、決められた商品棚へ2個ずつ商品を出して並べ、陳列の場所を決めていきます。リーダーさんの指示に従いながら、その作業が終了したのちは全ての商品を棚へ並べて行きます。陳列のルールはあるのですが、初めはアルバイトのセンスで並べ、後でリーダーの社員の方に手直しをしていただき、最終的に形が決まったら、どんどん並べて行きます。

並べきれない商品は、下に空いている収納棚か秋の段ボールへ納めてお店の裏へ運び、後はお店の方に順次品出しをしていただくという作業です。

陳列のバイトは未経験で不安がいっぱい

長い間在宅での仕事ばかりしていたので、時間に間に合うように仕事へ出掛けるということに、まず不安を感じました。出かけるまでに家事を済ませ、家族を送り出すのですが、緊張もあってイライラしてしまったり、疲れて帰宅してその後の家事を普段通りこなすことが出来るだろうか。家族の為にお金を稼ぎに行くのに、家族に迷惑をかけるのでは元も子もないという思いでいっぱいでした。

若い時に働いていたのとは違って、物覚えも悪くなっているのではないか?一緒に働く方たちとうまくやっていけるだろうか?最後まで勤めきれるのだろうか?などを考えては緊張し、こんな事で実際に仕事が始まったら通用するのかどうかも、大変心配でなりませんでした。

大変だったことは、職場が通勤に片道1時間かかる場所だったことですね。普段の朝のスタイルと全く違うために、それプラス、子供や主人の事をし、更に自分の身支度をしてお弁当を詰めて家を出るということが出来るのだろうか…と、毎日がその思いでした。

お弁当は子供や主人のお弁当を普段から毎日作っていたので心配はありませんでしたが、また一つ自分の分を詰めるとなると、意外にもその時間が面倒に感じてしまって大変でした。

自分で食べるのでなんでもいいとは思うのですが、やはり周りの人の目が気になるので、多少の見栄えも考えて詰めることは、思った以上に大変でした。その他、出勤前と帰宅後の家事の時間配分も大変ではありましたが、とにかく気持ちを落ち着かせて平常心でいることが本当に大変でした。遅刻しないように家を出ることも苦痛でした。

陳列のバイトに挑戦して楽しかったこと

楽しかったところは、普段家に居ては接することのできないような方と会い、色々な話を聞く事が大変楽しかったです。経験した事のない話や、現在している仕事の話などは普段では知りえないことが多く、世界が広がったように感じられました。

また、職場が地元の大型ショッピングモールのリニューアルオープンとして大々的に行われていた場所でしたので、一般のお客としては入れないエリアに入ることができ、いち早くショッピングモールの新しいお店の様子を見ることが出来たことも楽しかったです。

休憩時間にお店を覗いては、先に欲しい商品の目星を付けることができたり、新品のトイレを利用させていただけたことも優越感でした。身についたスキルは、収納方法です。無駄な空間をなくし、隙間なく収納が出来るようになりました。また、陳列棚の作り方や陳列方法の名称を教えていただいたので、専門的な言葉や意味を覚えることが出来ました。

陳列のバイトに挑戦して辛かったこと

時給が高いので想像はしていましたが、やはりかなりの力仕事と立ちっぱなしでの作業、陳列時には立ったり座ったりの作業となるため、腰やひざへの負担が大きくて大変でした。足の裏もカチカチに貼ってしまって、お風呂へ入るたびに足だけつかる足湯方式にして、足の裏や甲を伸ばしたりしてほぐすなどしていました。

開店の日程が決まっているうえでの作業ですので、当然予定通りの作業で進まないと、周りの社員の方もアルバイトの方もイライラしたり、殺伐とした雰囲気になるため、声をかけづらい等の場面が多々あります。

しかし、声をかけにくいからと言って分からないことをそのままにして作業をしてしまうと、あとで、違っていた時に更に注意されて大変嫌な思いをしてしまいます。

当たり前のことではありますが、分からない事は先にどんどん聞いてから作業ができれば、余計な思いをしないで済むかと思います。お昼休憩まではほとんどが動きっぱなしの作業のため、思った以上に汗をかきます。冬でも汗をかくほどなので、タオルは必須アイテムです。水分補給もかかせないため、事前に準備は絶対に必要です。

お昼は外へ出ることも可能ですが、持参した場合は、開店準備中の店内の空きスペースで過ごします。地べたへ段ボールを敷いて、その上に座って食べることになるのですが、気になる方は少し嫌に思うかもしれません。しかし、意外と多くの商品が殺伐と置かれた狭い空間での休憩も、思った以上に落ち着くため、私はさほど気にはなりませんでした。

この同じ仕事を2回経験したのですが、2回とも、説明会の会場で思っていた仕事とは違うと思い帰宅される方や、初日で辞められる方が数名いらっしゃいます。とにかく重労働できついかもしれませんが、時給がよいので短期で稼ぎたいと思っている方にはお勧めします。

私が陳列バイトにハマる理由とは?まとめ

50代の私が新店舗オープンの陳列バイトにハマる理由とは?についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

・平日の朝9時から夕方の5時に7時間拘束
・時給は1,000円、7時間で7,000円。計5日間で35,000円
・昼間のバイトはサラリーマンの副業には不向き
・かなりの力仕事で腰やひざへの負担が大きい
・収納術が身に付く

新店舗オープンの品出し陳列補助は、かなりの力仕事ですが、空いた時間に出来る効率のいいバイトですね。人間関係もその場かぎりのようですし、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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