チャンスを逃すな!50代の転職で強みをアピールするなら客観性を付与

面接でアピールする自分の強みって把握していますか?

退職理由、強み弱み、志望動機は、面接を乗り越えるための最大の山場と言っても過言ではありません。私自身この3つの質問は未だに苦手なんですよねぇ。面接の前日は、夜も眠れず徹夜で強みを考えたこともあります。

答えの出ない無限ループから抜け出せなくなる前に、強み弱みは他人に任せてしまいませんか?

面接官が強みを聞く理由は客観的な分析結果が聞きたい

50代の転職者が求められるものは即戦力です。

そこは間違いありませんがそれ以上に、私達面接官はあなたの強みに興味を抱いているんですよね。

「あなたの強みはなんですか?」と漠然に聞いてみたり、「あなたの強みは我が社どんなメリットを与えれますか?」と聞く真意は、あなたが私達と一緒に働ける人物なのかどうかってことが知りたいんです。

強みを語れることイコール自分を客観的に見れている証ですから、同時に弱みも分かっている。どうすれば新しい職場で自分という商品価値を発揮できるか分かっているよなと分析していきます。

私達中高年は、採用しづらい・使いにくいと考えられ、頑固で凝り固まった考えを持っていると色眼鏡で見られているんですが、それを挽回する機会が面接なんですよね。

書類上はメチャメチャ魅力的な人物でも、実際に話してみたら期待外れだった、ただ単に盛られた履歴書類だったってパターンは多いですね。

自分を客観的に見ることができない多くの50代は、強みを聞かれて「部下が100人いた」とか、「本部長として何十億ものプロジェクトを動かしてきた」とトンチンカンな回答をしてきます。私達が聞きたいのは、前職でのあなたの肩書や武勇伝ではないことを理解してください。

「じゃあ、何をもって客観的なのか?あなたがどうお考えなのか聞きたい」と逆ギレモードに突入する50代が物凄く多いのですが、こういうプライドが高い50代には即刻お引き取り願っています。

ええ、私にも経験があるのですが、面接官はワザとあなたを怒らせようと仕向けているんですよ。年下に言われたらカチンと来ますが、ここは冷静に行きましょう。

50代が面接でアピールする強みはポータブルスキル

50代は面接で強みを語る上で、強みだったらなんでもいい訳ではないと理解してください。

企業の採用担当者は50代転職者をどのような基準で採用しているのでしょうか?

  • 新しい環境への適応スキル
  • 責任感
  • 即戦力
  • 人柄

多くの企業は中高年を即戦力として採用しますが、加えて50代転職者には新しい環境へ適応できるスキル、いわば協調性が求められます。

我々が面接でアピールすべき強みは

  • ヒューマンスキル
  • ポータブルスキル
  • テクニカルスキル

の3つに大別でき、これらに属するもの以外を強みとしてアピールしても評価されないだけでなく、「この転職者は質問の意図を理解していない」とお見送りに繋がります。

今、転職する上で最も大切とされている、新しい環境へも持っていけるスキルとして注目を集めているのがポータブルスキルです。

長い社会人生活で身に付けたポータブルスキルは、20代30代にはない強みです。新しい職場に入っても活かせるマネジメント能力や、問題解決能力、リーダーシップを中心にアピールするのが効果的ですね。

テクニカルスキルはいわば、職種ごとの専門性や社会人生活で得た資格などが該当しますが、履歴書類を見れば一目瞭然なのであえてアピールする必要もありません。

意外にも見落としがちなのが、あなたの性格を表す強みヒューマンスキルです。ここをうまくアピールできるか否かがカギになりますが、客観的に自分の性格を把握するのは困難ですから、リクナビNEXTのグッドポイント診断に頼るのが手っ取り早いですね。

もちろん、友人やパートナー、子供達に聞くのも手ではありますが、彼ら彼女らはプロではありませんから、客観的な答えを引き出せるか?と言われれば若干疑問が残ります。

グッドポイント診断によれば、私の強みは、感受性・悠然性・自立性・決断力・柔軟性の5つです。このうち自立性は、独自の判断で主体的に動ける人物は限られており重宝される反面、スタンドプレーに繋がる強みでもありますから、アピールは控えてきました。

50代が面接で強みをアピールするなら欲張らないこと

50代の採用面接では、好きなだけ強みをアピールすればいいというわけではありません。

ココだけの話、自分勝手にアピールしまくる転職者は、かえって逆効果だと自覚しておいてください。

絶対受かりたい、少しでもアピールしつくしたいと考えるがあまり、履歴書類が5枚10枚と増えてしまう50代が実に多いのですが、正直読んでて途中で飽きてしまいます。

ですから面接においても、アレもコレもとアピールされると、私達がゲンナリする理由がお分かりいただけたのではないでしょうか?

アピールする強みは1つか2つ

私達の印象に残りたければ、せめて強みは1個か2個に留めてください。

時間が限られているにも関わらず、アレもコレもとヒートアップする50代が多いですが、「結局何が言いたかったのか分からない」転職者として処理されてしまいます。

客観的に把握した強みが沢山あることは素晴らしいですが、自分勝手な転職者と思われないためにも必ず1個か2個に絞る勇気を持ってください。

「私は自立性があって人一倍頑張ってきましたが、協調性もあるからリーダーシップをとって、新しい職場でも仲間達とも上手くやっていける」とまるで正反対の強みをアピールされると、あなたは何しに面接へ?と思ってしまうわけです。

企業が求める人物像を予想する

強みをアピールする場合、気を付けなければならないのは企業が求める人物像を予測すること。

50代を採用するほとんどの場合が、管理職かそれに類するリーダー職ですからリーダーシップが求められています。そんな中で、「私は職場の連帯を大切にする」とか「チームワーク」を熱く語る転職者は、お見送りに直行ですよね?

応募先の社風や風土は、企業ホームページや面接だけでは把握できませんので、転職会議で口コミを調べるなりキャリアコンサルタントに内情を聞いておくなり、事前に対策を講じておいてください。

ベテランのキャリアコンサルタントであれば、過去に出された質問の傾向を事前に教えてくれます。そうはいうものの、面接を進める中で「実は○○なスキルが求められているんだな」と読み取ることが出来れば、即興でアピールする強みを変えなくてはいけません。

客観性をアピール

あなたの強みに客観性を持たせると、信ぴょう性が上がり説得力のあるアピールができます。

信ぴょう性を付与することほど難しいことはありませんが、グッドポイント診断で出された5つの強みを前職での出来事に当てはめてストーリー仕立てにすると、驚くほど分かりやすく、かつ面接官が納得できる客観的な強みを語れます。

嘘だと思って試してみて下さい。

また、語尾に「だと思います」を付けて、まるで他人事のように回答する転職者も多いのですが、50代ともなれば自分に自信のない転職者と間違われますから、早急にその癖を直しましょう。

面接で繰り返される奇妙なクセほど、不快なものはありませんよ。

50代が面接で強みをアピールすなら先に結論の物語風

ここまでの説明で、アピールするあなたの強みと、絡めるべき過去の体験談を思い浮かべることが出来たのではないでしょうか?

リクナビNEXTのグッドポイント診断で出された5つの強みをベースに、前職での体験談を絡めたストーリー作りをしていきましょう。

こららの強みは、あなた本来の強みを引き出す重要なマテリアルですが、伝え方を間違えると「何を言っているのか分からない転職者」として処理されますから、気を付けてください。

結論から話す

インターネットで調べ物をしていて、とあるページを開いたところ「結局何が言いたかったのか分からない」と憤慨することはありませんか?

あれと同じで、面接でも結論から始めなければ「結局何が言いたかったのかわからない人」として処理されます。

どこの出版社から出されている転職攻略本にも「結論ありきで語る」と書いてあるように、ルールに従ってください。

俺は独自の攻略法を持っているんだよと豪語する50代に限って、話が長く要点がどこにあるかも分からないため、聞いているこちらとしては飽きてしまいます。せめて長くても、1エピソード1分以内に収めて欲しいものです。

実際にあった経験を語る

強みを過去の体験談に絡めてアピールするべきですが、ウソで塗り固められた見栄っ張りストーリーほど聞いていて、つまらないものはありません。

特に、50代で管理職をやっていた、あるいは役職についていた人に多い傾向なのですが、言うことが大きすぎるんですよね。

部下が100人いたとか、街を巻き込んだ巨大なプロジェクトを指示したことがあるとか、下手な大嘘は諸刃の剣です。

私達が聞きたいのは、部下の数や動いた資金の大小ではなく、あなたの強みとその強みによって巻き起こった起承転結なんですよね?

そういう細かい質問を繰り返していると、「実は承認印を押しただけ」とか「実行部隊には属していなかった」なんて情けない裏ストーリーがポロリポロリと語られ始めるんですけどね。

具体的に物語風で語る

短時間で面接官相手に強烈な印象を残す手法が、ストーリーテリングです。

聞いたことがあるかもしれませんが、物事を物語風に語ることにより相手に強い印象を残す広告業界では広く知れ渡った手法。CMは必ずこのストーリーに当てはめて作られており、映画やアニメにも応用されています。

最近では、マーベルのアベンジャーズという映画がこの典型的な手法を使っています。

主人公が巨大な悪に出会い、独りでは解決できないから、仲間を集めて友情パワーで巨大な悪を倒す。またある時には、瀕死の重傷を負いながらも、更にパワーアップしていくストーリーです。

人は瀕死の重傷を負った時や、高い壁にぶち当たった時に大きく成長する生き物ですから、この困難な状況をストーリーに当てはめると共感を引き起こせます。

強みの宣言→困難に直面→仲間達と協力→超えられない壁→汗と涙→仲間達と共に成長して超えられない壁を打ち砕く

この一連の流れで、聞き手は必ずストーリーに引き込まれますから、感情豊かに語ってみてください。ただし分岐点が多く長いストーリーはウンザリしますから、長くても1エピソード1分以内に収めてください。「あれ」とか「それ」を連発する方もすごく多いので、気を付けてくださいね。

50代の転職で強みをアピールするなら客観性を付与

最後に要点を纏めておきますので参考にしてください。

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