50代の転職で年収下げない方法は熱意や意欲と付加価値を加えること

転職は様々なリスクが待ち受けていますが、年収だけは下がってほしくないですよね?

経験を積んだ50代なら多少の煩わしい人間関係に遭遇してもなんとか乗り越えていけますが、年収が下がるとモチベーションが保てず最悪の場合、生活レベルを落とさざるを得ない事態に陥ります。

一般的に経験を活かせる同業他社に転職すれば年収は下がらないと言われていますが、年功序列を基本にした日本企業の年収体系がある以上、今までと全く同じ働き方をするだけではダメです。

付け加えるなら、熱意と意欲が必要です。

年収は必ずしも実績やスキルと正比例しない給与体系

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年収は、企業規模と雇用形態で大きく変わりますが、それ以上に影響を与えているのが日本の給与体系。

年功序列をベースとした日本企業の年収体系下では、給与の中に勤続年数に合わせた「お疲れ様給」的なものが組み込まれています。

もちろん、年功序列自体はすでに崩壊したと言われていますが、何ら実績がなくとも毎年一定額ベースアップするのが当然と考える日本人は多いですよね?

長い間、職場に在籍してきた方はもう忘れているかもしれませんが、前職の最終年収が1000万円だったとしても、初任給は300万円そこそこで在籍したことによる「お疲れ様給」的な部分が加わり、さらには実際「職場に貢献した」部分が付与されているに過ぎません。

そういう背景を踏まえ、経験を活かせる同業他社に転職した場合、在籍期間と職場への貢献度はゼロですから、転職先での想定年収は500万円から600万円が妥当という結果になっていまいます。

しかも私たち中高年が転職先とするのは、大企業ではなく名も知れぬ中小・零細企業です。

同業他社への転職を希望する50代の多くが、あわよくば前職と同等かせめて2割減で妥協しよう考えますが、そんな年収を出してくれる企業はまずありません。

年収が4割減った状態で、今まで築いてきた生活が成り立つハズもなく、マイホームのローンを払い終えた方ならまだしも、ただただ厳しい状況が続くと言わざるを得ませんね。

経験を生かせる同業他社に転職しても年収は下がる現実

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転職サービスの多くが「転職で年収アップ」と年中キャンペーンを繰り広げています。

もちろん、優秀なビジネスマンはステージを替えることにより、どんどん年収を上げていくんでしょうが、その他大多数の、私達ごくごく普通のサラリーマンやOLは転職すると年収は上がるどころか絶対に下がると身をもって理解できます。

では、私達凡人が転職すると年収が下がるのは何故なのでしょうか?

それは今までの経験を活かして転職することが有利と考えられていること自体に原因があると、私は考えています。

転職の際、これまでの経験とスキルを活かして貢献するのは当然です。

それ自体なんら問題はありませんが、これまでと全く同じ働きをしているだけでは前職と同等かそれに近い年収をえることはできません。

経験とスキルを活かす形ではあるものの、前職で何となくこなしていた仕事をするだけと考えているあなたには、在籍期間給と貢献給を超える働きぶりを発揮することは絶対にできないのです。

正直なところ、リストラに遭遇して仕方なく、希望退職制度に応募して何となく転職活動を始めたあなたは、会社にとってのお荷物。

無駄に年収だけ高く、年収の半分の貢献もできていなかったのではないでしょうか?

逆に言えば、年収以上の貢献をしている社員を企業は絶対に手放しませんし、どれだけ希望退職を望んでもあの手この手で引き留め工作され、いかに転職がバカげているか?無謀なのか?を聞かされ説得に応じる形で残留です。

つまり、どんな形であれ既に退職してしまった私たちは、さほど貢献度が高くない社員なので、前職と同等の年収を確保するのは難しい立場に置かれていることを忘れてはいけません。

50代が焦って転職し年収が下がる典型的なパータン

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どちらかと言えば転職活動は上手くいかないことの連続。

どれだけ綿密に計画を立て着地点を決めても、自分では100%コントロールできない「選考される期間」が長引くので人は焦ります。

転職活動に焦りを感じ始めたあなたは、「ひとつでも内定を勝ち取らなくては」と目の前にある条件の低い求人に飛びついて、とりあえず安心を得ようとしますが、これってメチャメチャ危険な気持ちですよね?

私も40代でリストラされ中高年の同僚達と転職活動しましたが、早く内定を勝ち取らないとと焦った同僚達は次々と誰でも受かりそうな求人に応募しては内定を獲得。

試用期間内は給与を保証するタクシー会社、頑張りしだいで年収1000万円も夢じゃない飛び込み営業職…ひとりまたひとり転職活動グループから去って最後には私一人が残る形になりましたが、3か月後にはほぼ全員が出戻り。

とりあえず内定を勝ち取らなくてはと変な妥協が生まれ、少しぐらい年収が下がっても納得できる境地に陥ったものの、冷静に考えたら年収が下がっていいはずがない、家族を路頭に迷わせてしまうと大いに後悔したことでしょう。

結局、メンバーのほとんどがふり出しに戻った形です。

もちろん自分で悩みぬいた結果、「多少年収が下がってもやっていける」と踏める人は問題ありませんが、焦って転職して余計な職歴を付けてしまうのは最悪のパターンです。

50代の転職で年収を下げない方法は熱意と意欲を付加する

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経験とスキルを活かしただけの同業他社への転職では、確実に年収が下がる仕組みが理解できたのではないでしょうか?

でも、50代の転職はオワコンと悲観しないでいただきたい。

今まで年収分の貢献をしてこななったとしても、自分が本来やりたいと思っている職種に転向することで幸せな転職を叶えることは十分に可能です。

惰性で行ってきたマンネリなルーティンワークに力を注ぎこむより、熱意や意欲といった付加価値を新たに加えることで在籍給や貢献給を補完していくのがベストな状態。

私はこれまでに5回以上転職を繰り返してきましたが、その都度、転職の経験を蓄積し新たな付加価値を自分に加え続けてきました。

ネット上で活躍する自称採用職の皆様にしてみれば、私は転職市場価値のない人間と捉えられますが、何をもって優秀とするのかは応募する先の企業によって違います。

人員が不足している業界が積極的に未経験者を採用する理由の一つは、熱意や意欲を買うためです。

けして綺麗ごとで済まされる世界ではありませんが、今多くの中高年が未来を感じ介護業界にやってくるのは、そこに幸せが待っていると信じているからではないでしょうか?

採用担当者に年収分の貢献ができると納得させることができれば、大幅に年収が下がる最悪の事態は避けられます。

今までの経験とスキルを活かした転職をするのではなく、本当の意味で自分をアップデートしながら明るい未来に向かって突っ走ってほしいものですね。

50代転職で年収下げない方法は自分に付加価値を加える

最後に要点をまとめておきます。

  • 年収は実績やスキルと正比例しない
  • 経験を活かせる同業他社でも年収は下がる
  • 転職活動が長引くと妥協して安易な転職に走る
  • 年収を下げないセオリーは熱意と付加価値

上司の不正を告発したことで不穏分子とされ、リストラされた当時は、随分と元上司や残留した同僚達を恨んだものです。

私も何だかんだ言いながらリストラされ、辛い現実の中に放り出された人間ですが、今こうやって幸せに仕事をこなしているのは諦めず自分を磨き続けたから。

月並みな言葉ですが諦めさえしななければ、道は開けます。

辛く長い道ですが、共に勝利を掴みましょう!

後悔しない50代の転職にするためのノウハウを発信しています

~2020年4月:転職市場の動向~

4月は春の入社に合わせ質の良い求人が出回る時期ですが、コロナウィルスの影響で市場が大混乱しているので気を付けてください!

現段階では、求人そのものが市場から消滅する等の影響は出ていませんが、採用活動を先延ばししたり、対面ではなくWEB面接に切り替える企業が増えています。

この際です、Skypeやzoomの使い方を勉強してITの進歩に対応できる50代をアピールするのも一つの手です!

ただし、同時にライバル達も動き始めるのでしっかり情報収集を行って万全の態勢で臨みましょう!

  1. このサイトを参考に、最低でも複数の転職サービス(リクナビNEXTJACリクルートメント人材バンクネット)に登録する
  2. 転職エージェントに登録できれば、電話ではなく直接会って自分なりを知ってもらう
  3. 相性の良いキャリアコンサルタントに出会えたなら、信頼関係を結び熱い思いをぶつける

多少転職回数が多かろうが年齢が高かろうが、熱意が伝われば応じてくれるキャリアコンサルタントは必ずいます。

ただし、彼ら彼女らは月に100人近い転職者を扱うので、あなたの存在が埋もれていくことは絶対に阻止してくださいね。

リクナビNEXT
完全無料で診断できるグッドポイント診断は逸品

株式会社リクルートキャリアが運営するリクナビNEXT。

50代でも応募できる求人が多数掲載されているだけでなく、簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強みを5つ診断してくれるグッドポイント診断が最高。

客観的に診断された強みは、応募書類はもちろんこと面接でも自信を持ってアピールすることができるので絶対に把握しておくべき!

注意点
条件の悪い転職者を機械的に除外するフィルターが厄介
・直接郵送応募にも非常によく反応するので50代は登録しておこう!
JACリクルートメント
紹介しもらえる求人は面接まで確約されているので安心して任せられる

どちらかと言えば外資系企業で有名なJACリクルートメントですが、実は地元に密着した老舗の転職エージェント。

地元で活躍する中小企業との繋がりが強く、内部事情に精通しているキャリアコンサルタントが多いので、50代にとっては超ねらい目。

また、企業担当(RA)を転職者担当(CA)が兼任する独自のリクルートメント・コンサルティング制を採用しているので、ミスマッチのない求人を紹介してもらえることでも有名。

注意点
キャリアコンサルのアタリハズレが非常に多いのが難点
・頼りない担当に当たったら迷わず相談窓口で担当の変更を申し出る
・必ず面接後にフィードバックを受け次回に活かすように!
人材バンクネット
キャリアコンサルタントを逆指名できる珍しい転職サイト
転職エージェントを利用するうえで厄介なのが、門前払いや登録拒否。

「どうせ自分なんか相手にしてもらえない」と敬遠する50代が多いが、エージェントが持っている非公開求人は非常に質が良い。

そんな50代の味方になる人材バンクネットは、キャリアコンサルタントを転職者が逆指名できるので、基本的に門前払いされることはない。

私もこの転職サイトを通じて多くのキャリアコンサルタントと接触し、色々お世話になった。

注意点
・求人に応募するためには再度外部のエージェントに登録の必要あり
逆指名時には「履歴書のブラシアップを手伝ってほしい」旨で接触する
 (求人を紹介して欲しい旨で接触すると「紹介できる求人はない」に繋がる)

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