50代転職で未経験者でも就ける警備員って本当に危ない仕事なのか?

警備員、興味あるけど一歩を踏み出せないって50代は多いですよね?

割と簡単に50代未経験者でも転職できてしまうのが、介護・タクシー・警備員の3職種。

どの業界も人手不足で苦しんでいるので転職できて当然ですが、その中でもとりわけ危険な職種と思われているのが警備員。

しかし、実際は危険な目にあった警備員の方が少ない現状が見えてきます。

なにせ限りなく、ことなかれ主義の業界ですから。

50代未経験者でも就ける警備業界は不況下でも成長する

50代未経験者でも就ける警備業界は不況下でも成長する

50代が転職できるか否かは、すなわち即戦力になりうる経験とスキルがあるかどうかで決まります。

とはいうものの、秀でた経験もスキルもないと未経験から挑戦できる仕事を選ぶ50代も少なからずいらっしゃいます。

50代未経験者が描く理想の転職先はオフィスワークが中心ですが、20代ならまだしも50代の、しかもITに弱い未経験者をわざわざゼロから教育するメリットはどこにもありません。

現実的に見れば、介護・タクシー・清掃・軽作業・警備員・冠婚葬祭あたりが無難。

中でも人気なのが警備員。

リーマンショックもものともせず成長し続けてきた抜群の安定力が、人気の秘密とも言える業界。

最近では、家庭向け警備の需要も高まっていることも相まって更に成長する産業のひとつとも言われています。

基本的に警備員は、社会的に責任が大きいため必要なスキルを補うための研修が用意されているので、経験がない人材でも効率よく仕上げられる仕組みがあるため未経験でも入っていきやすいと言えますね。

要するに、法律で現場研修することが義務付けらているので、経験者を研修するのも未経験者を研修するのも同じって考えが根底にあるため。

皆さんが思い描く警備員って、1日中立ちっぱなしの交通誘導や大型商業施設内での巡回業務を思い浮かべるのではないでしょうか?

しかし警備法上の分類では

種別1号警備2号警備3号警備4号警備
設備警備交通誘導貴重品輸送ボディガード
対象大型商業施設、レジャー施設イベント会場、パチンコ店現金輸送車要人、最近では個人もあり
件数69887322719643
割合44%46%6%4%

の4種類に分類されており、一般的に募集があるのは1号か2号で、3号、4号に就けるのは、元警察官、元自衛官と言われています。

警備業界は、警察との関係が色濃い業界。

警察OBが作った警備会社は数知れず、体育会系のノリが多いのもここから来ているのでしょう。

2号警備はいろいろと体力的にキツい確率が大きいですが、1号警備の監視業務は監視室で座っているだけの勤務体制も珍しくありません。

1年中エアコンの効いた守衛室に座って汗もかかずのんびりできる1号警備は人気なので、募集要項でしっかり確認することをお勧めします。

とにかく事なかれ主義な警備業界で長くやっていくには、「とにかくミスをしないことが重要」と友人がいつも言っています。

(SNSで「何にもしない人」ってのが話題になりましたが、例えるならあんな感じらしいです。)

唯一のキャリアパスと言えるものが、検定合格警備員ですね。

2級は経験がなくとも誰でも受験できますが、1級は一定の経験がないと受験できません。

50代未経験者が警備員になるメリットは抜群の安定力

50代未経験者が警備員になるメリットは抜群の安定力

1号警備かそれ以外かでメリットは大きく違ってきますが、不景気でもある程度の需要があるのが警備業界のよいところ。

例えば、大型商業施設やレジャー施設は不況になっても急に消えたりしませんし、もっと言うなら発電所や石油精製基地のライフラインもなくなることはありません。

不景気で多少なりとも仕事が減っても、警備をする対象が存在し続ける限り警備員の仕事がなくなることはありません。

建前上警備員は、モノやヒトを守るお仕事なので安全を守っている感、つまりは正義感が発揮できる職種です。

面接時に正義感を前面に出す方が多いですが、現実は違います。

「何も起きないのが当たり前」が警備業界の常です。

確かに、大型商業施設内の見回りをして安心感を与えているかもしれませんが、安っぽい正義感を振りかざして不審者?に職質をかけたり、決められたこと以外のアクションを起こすと、上司からお叱りを受けるのが警備員の真の姿です。

万が一、現金輸送時に強盗が現れても保険がかかっているので抵抗する必要はありません。

そんな背景もあってか、警備員は想像以上に暇な仕事です。

私の友人も、ずっと立ちっぱなしで時間が流れないとぼやいていたぐらいですから。

50代未経験者が警備員になるデメリットは体力が必要

50代未経験者が警備員になるデメリットは体力が必要

1号警備は別として、体力勝負的なデメリットがある警備員。

途中に休憩をはさむものの基本的に1日中立ち仕事ですから、ある程度体力は必要です。

特に、真夏と真冬に野外で立ったまま行う警備は、20代であってもキツい仕事ですから、体力に自信のない50代は手を出さないのが無難でしょうね。

他にもいくつかデメリットがあるので見ていきましょう!

デメリット1:キャリアアップは望めない

警備員の仕事は、ひたすら決められたルーティンワークをこなしていくだけなので、スキルアップの機会はそうそうありません。

不審者を捕まえたりしても点数は上がらないどころか、逆に始末書ものです。

(友人によれば、上にバレるとあれなので始末書も発生しないようです。)

だたひたすら「何も起きなかった」を目指すのが警備員。

他にも、警備員の仕事を活かして他職に転職することも難しく、警備員の仕事は潰しが効かないと言われています。

デメリット2:年収が低め

警備員の給与の目安は月収18万円・年収にして260万円代と言われています。

もちろん、都市部か過疎地かで平均年収は違いますし、資格を取得すれば多少月収・年収を上げることができますが、50代でリーダーになったり管理職になったりするのは現実的に見て厳しいと言わざるを得ません。

年収が低いながらもキャリアアップを目指すなら介護職を、半か丁か的な要素がありますが頑張って年収を上げていきたいならタクシー運転手を目指すのが良いですね。

デメリット3:シフト勤務

シフト制なので出勤日を調整しやすい、仕事とプライベートを両立させやすい声が聞こえてくる一方で、生活が不規則になりがちな警備員。

基本的に、24時間365日態勢で決められた設備を警備するので、日勤あり夜勤あり。

特に50代ともなると夜勤明けの残業が辛く、退職を考えている方もいるようですね。

50代が警備業界に転職する場合求められる対人スキル

50代が警備業界に転職する場合求められる対人スキル

モノやヒトを守る警備員は、正義感をフルに活かせる仕事と建前上は言われています。

しかし下手に正義感を振りかざすと命がありませんし、そもそも上からの命令が全ての業界ですから勝手な判断をして怒られることが多いですね。

逆にいうと、言われたことだけ100%やっていれば怒られない世界。

不審な奴を捕まえて手柄を立てて…と理想を描いているとドツボにハマります。

それ以上に大切なのはやはり対人スキル。

どちらかと言えば、決まったメンバーと仕事するのではなく、日替わりで様々なタイプの人間と付き合わざるを得ないのが警備員。

派遣社員だけでなく日雇いのアルバイトをまとめる正社員は、職場のマネジメント力が求められるので落ち着いた雰囲気や円滑なコミュニケーション能力があればOKでしょうね。

加えて言うなら、警備業界はかなりの体育会系です。

声が小さいとか、堂々としていないって理由だけで阻害されたりするので、気を付けてくださいね。

50代が警備業界に転職するなら企業規模に気を付けよう

50代が警備業界に転職するなら企業規模に気を付けよう

警備業界は未経験でも入っていきやすい業界ですが、介護業界やタクシー業界ほど仲介サービスが発達していないのが残念なところ。

つまり、警備専門に扱う転職エージェントが限られているってことです。

ハローワーク求人に応募しようが、転職サイト経由で応募しようが条件が大きく変わることはありませんが、警備会社大手のセコムかALSOLの子会社・関連会社を狙うなら転職サイトで決まりですね。

警備員の求人を探す媒体は、他にもハローワークや駅に置いてあるフリーペーパー、新聞の折り込みチラシが主体となりますが、こんなはずじゃかなったと後悔する前に会社選びは慎重に行ってくださいね。

バイト上がりでも正社員を目指せますが、50代でそれが叶うかと言われれば微妙なところ。

私の経験上、警備員をしている知人・友人経由で応募するのもかなり効果的。

(いわゆるコネ入社ってやつです)

50代転職で未経験者が就ける警備員は比較的安全な仕事

最後に要点をまとめておきます。

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  • リスト3
  • リスト4
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40代でリストラされた時に警備員になって1週間で帰ってきた元同僚もいれば、やりがいを見つけて未だに警備員業を楽しんでいる奴もいます。

どんな仕事もそうですが、続けられるか否かは気の持ちよう次第ですね。

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~2020年4月:転職市場の動向~

4月は春の入社に合わせ質の良い求人が出回る時期ですが、コロナウィルスの影響で市場が大混乱しているので気を付けてください!

現段階では、求人そのものが市場から消滅する等の影響は出ていませんが、採用活動を先延ばししたり、対面ではなくWEB面接に切り替える企業が増えています。

この際です、Skypeやzoomの使い方を勉強してITの進歩に対応できる50代をアピールするのも一つの手です!

ただし、同時にライバル達も動き始めるのでしっかり情報収集を行って万全の態勢で臨みましょう!

  1. このサイトを参考に、最低でも複数の転職サービス(リクナビNEXTJACリクルートメント人材バンクネット)に登録する
  2. 転職エージェントに登録できれば、電話ではなく直接会って自分なりを知ってもらう
  3. 相性の良いキャリアコンサルタントに出会えたなら、信頼関係を結び熱い思いをぶつける

多少転職回数が多かろうが年齢が高かろうが、熱意が伝われば応じてくれるキャリアコンサルタントは必ずいます。

ただし、彼ら彼女らは月に100人近い転職者を扱うので、あなたの存在が埋もれていくことは絶対に阻止してくださいね。

リクナビNEXT
完全無料で診断できるグッドポイント診断は逸品

株式会社リクルートキャリアが運営するリクナビNEXT。

50代でも応募できる求人が多数掲載されているだけでなく、簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強みを5つ診断してくれるグッドポイント診断が最高。

客観的に診断された強みは、応募書類はもちろんこと面接でも自信を持ってアピールすることができるので絶対に把握しておくべき!

注意点
条件の悪い転職者を機械的に除外するフィルターが厄介
・直接郵送応募にも非常によく反応するので50代は登録しておこう!
JACリクルートメント
紹介しもらえる求人は面接まで確約されているので安心して任せられる

どちらかと言えば外資系企業で有名なJACリクルートメントですが、実は地元に密着した老舗の転職エージェント。

地元で活躍する中小企業との繋がりが強く、内部事情に精通しているキャリアコンサルタントが多いので、50代にとっては超ねらい目。

また、企業担当(RA)を転職者担当(CA)が兼任する独自のリクルートメント・コンサルティング制を採用しているので、ミスマッチのない求人を紹介してもらえることでも有名。

注意点
キャリアコンサルのアタリハズレが非常に多いのが難点
・頼りない担当に当たったら迷わず相談窓口で担当の変更を申し出る
・必ず面接後にフィードバックを受け次回に活かすように!
人材バンクネット
キャリアコンサルタントを逆指名できる珍しい転職サイト
転職エージェントを利用するうえで厄介なのが、門前払いや登録拒否。

「どうせ自分なんか相手にしてもらえない」と敬遠する50代が多いが、エージェントが持っている非公開求人は非常に質が良い。

そんな50代の味方になる人材バンクネットは、キャリアコンサルタントを転職者が逆指名できるので、基本的に門前払いされることはない。

私もこの転職サイトを通じて多くのキャリアコンサルタントと接触し、色々お世話になった。

注意点
・求人に応募するためには再度外部のエージェントに登録の必要あり
逆指名時には「履歴書のブラシアップを手伝ってほしい」旨で接触する
 (求人を紹介して欲しい旨で接触すると「紹介できる求人はない」に繋がる)

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