面接にどんなスーツを着ていけばいいのか迷っている女性は多いですよね?
正直な話、男なら紺のスーツを着て行けばOKですが、女性の場合いつもの癖でついついオシャレに力を入れ過ぎて失敗…面接あるあるですよね。
人間見た目じゃないといいますが、ホンネとして第一印象はメチャメチャ重要ですし最初の5分で勝負は決まっています。
50代女性が面接で気を付けるのはオシャレ度ではなく、清潔感とギャップを与えない安心感です。
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- 50代女性は服装のギャップを与えないことが重要
- ユニクロでも体型に合っていれば問題ない
- 服装だけでなくアクセサリーにも気を遣おう
50代女性は面接で服装のギャップを与えないよう心掛け
面接で着用するスーツは、いわば制服です。
そう考えれば、オシャレする必要はさほど感じられませんよね?
しかも、好印象を与えられるか否かは、加点方式ではなく減点方式でどんどんポイントが減っていく形。
20代や30代女性なら、可愛らしさやオシャレさは重要かもしれませんが、50代に求められるのは即戦力であり実力。
実績やスキルは見事なのに、第一印象で受けた印象にどことなく違和感を感じる。
そう、転職活動が忙しいのかスーツがヨレヨレだったり、袖が汚れていたり、多いのが体型を隠そうと体に合っていないブカブカなサイズを着用する50代。
内面やポータブルスキルがしっかりしている人物ほど、ギャップを感じ、そこに目が行きがち。
他にもスカートやパンツの丈が長かったり短かったり、面接の場で高級ブランドのカバンや腕時計を披露してと…ここはマウンティングの場じゃなくてビジネスシーンですよと言ってあげたいこともあります。
50代が転職活動でアピールすべきは外見ではなく内面ですが、だからと言って安っぽいスーツを着るのもどうかと思います。
私は面接で生地の良しあしまでチェックすることはありませんが、見てる人はちゃんと見ているので怖いです。
(特に女性面接官)
50代女性は面接で着用する上下スーツにまず気を配る
面接に着ていくスーツの基本は、上下揃った2ピースが無難。
次に上下バラバラのジャケットと、スカートかパンツの組み合わせも問題ありませんが、完全にNGなのはリクルートスーツ。
「あなたそれ一体いつ作ったんだよ?」ってツッコみたくなりますが、はち切れんばかりのスーツはギャップどころか違和感あり過ぎます。
他にもNGなのは、誰がどうみても私服で来られる50代。
パートやアルバイトならまだしも、あなた正社員・契約社員としての採用ですよ…
産後で体形が変わっているのを隠そうと、かなりゆったり目のサイズを着用して来る方も多いですが、それって逆効果って知ってましたか?
スーツの選び方・注意点
スーツの形や流行りの色は時代と共にどんどん変化。
転職する都度スーツを買い替えていては大赤字ですが、だからと言って10年20年前に作ったスーツは無理があります。
スカートはタイトかセミタイトがド定番、丈は膝が隠れる程度のものにしてくださいね。
長すぎても短すぎても違和感を感じるので、事前に姿鏡で確認しておきましょう!
結局、皆さんが迷うのは色ですよね?
襟が付いていないもの、派手過ぎるものはもちろん論外ですが、紺かグレー系のパンツスーツは信頼感を与える営業職向き、紺かベージュのスーツはふんわりしたイメージを与える管理部門向け。
ただし、個人的にはベージュは使い方が難しく服負けしている方が多いので、無難にダークカラー系が良いと思います。
ユニクロはダメなのか?
最近よく、UNIQLOのスーツはだめなんですか?って質問が良く来ますが、UNIQLOのスーツでも安っぽい印象を受けることは特にありませんが、気を付けておくことがあるので注意してください。
それは、スーツが与える年齢的なギャップです。
体形が変わって合っていないスーツはもちろんNGですが、セットで19,800円のスーツを50代が着用すると、どこか安っぽいイメージを醸し出します。
年相応って言葉があるように、本気でより良い転職にしたいのであれば、生地のしっかりした質の良いスーツをオーダーメイドすることをお勧めします。
インナーの選び方・注意点
インナーは、シャツでもカットソーでも問題ありませんが、胸元が開いたものや、下を向いた時に胸元から下着がチラ見するものはNGです。
白系の柄なしの無地が無難ですが、クリーム色や淡いベージュで清潔感を与える色合いにしましょうね。
連日の転職活動で、襟元や袖元が汚れている女性をおみかけしますが、男性以上に悪目立ちします。
面接に挑む際は、アイロン済の新品を使うように心がけましょう!
50代女性は面接でストッキングの伝線にも注意しよう
私達男性面接官は、知らず知らずのうちに女性の足元に目をやりがちなので、特に注意が必要な部分が足元やストッキングの伝線です。
「私に限ってないわ!」と高を括っている人ほど、何らかのトラブルで伝線しまくり。
ストッキングの選び方・注意点
ストッキングは無地のベージュが基本。
生脚は言うまでもありませんが、ひょんなことから破れたり伝線するので、予備を忘れずに忍ばせておいてください。
伝線したままのストッキング履いてくるうっかりさんは、いつも急いでいる人なんだろうか?事前にチェックできない人なんだろうか?との印象を受けます。
経歴やスキルが素晴らしいと、余計に悪目立ちしますね。
靴の選び方・注意点
靴は無駄にヒールが高くなく、高さは3センチから5センチぐらいのもの。
もちろんパンプスでもOKです。
キャビンアテンダントもヒールからパンプスに総替えしたように、むしろ最近の傾向として、パンプスが一般化しているのかな?と個人的には思っています。
靴も清潔感あるものを選んでくださいね。
サンダルやブーツっぽい靴はダメですよ!
50代女性は面接で髪型やメイクにも気を配るべし
基本的に髪型は黒ですが、茶色でも許される時代になってきましたね。
前髪が目にかからないぐらいがイイ感じですが、長い髪の場合、目立たないゴムひもでまとめておくといいですね。
メイクに関して、流石にスッピン・ノーメイクはご法度ですが、ナチュラルメイクを心掛ければ問題ありませんね!
繰り返しますが、面接での服装の基本は清潔感。
シンプル・イズ・ザベストを心掛けましょう。
50代女性は面接でカバンや腕時計にも気を配るべし
面接のため身に付けていくアクセサリーや小物選びもポイントのひとつ。
黒のA4カバンや年相応の腕時計は、面接に行くためのある種の制服です。
まず違和感を感じさせるのが、リュックで面接に来られる50代。
私もデイリーユースで軍用リュックを好みますが、「面接にこの格好で行けるか?」と問われると、流石にNOと言わざるを得ません…。
まさかリュックで来たから落とされないだろうと高を括っていると、そこは上手いこと落とされます。
(私も何度か落としました)
かばんや腕時計も、豪華すぎず安っぽ過ぎないものでお越しくださいね。
プラダやエルメスの豪華すぎるカバンは「この人何しに来たのか?」って違和感を感じますし、ロレックスやブルガリの腕時計も妙に手元がキラキラして変な印象。
今一番多いのが、面接に腕時計をはめてこない転職者ですね。
スマホがあるから腕時計をハメない人が増えているからですが、腕時計も立派な面接対策の制服と考えてください。
50代女性は面接で自分の匂いにも十分に気を配るべし
服装や小物類と合わせて、面接に挑む際の自分の匂いについても最大限気を付けてくださいね。
狭い面接室(応接室)では、他人の体臭は結構匂うもの。
加えて、面接時間ギリギリにやってきて、面接が始まった途端、汗がぶわーっと噴き出す転職者がいるのですが、私たちは逃げようがありませんよね?
特に夏は、もちろんクーラーをガンガンにかけていますが、これは毎度ながらキツいですね。
面接の前は余裕を持って現着するのはもちろんのこと、近隣で昼食を食べるならカレーや豚骨ラーメンのような匂いのキツいものは避け、食べたら食べたでトイレなどで歯を磨くことを心掛けてくださいね。
自分の匂いに気付けないのは、圧倒的に男性が多いですが、念のため。
50代女性が転職面接で損しない服装は清潔感と安心感
最後に、要点をまとめておきます。
- 女性は面接で服装のギャップを与えないよう注意する
- アクセサリーよりも着用するスーツに気を配るべし
- ストッキングの伝線は非常に多いので直前にチェックせよ
- 高級なカバンや時計は場違いなので避けること
あなたが面接に呼ばれるということは、応募書類で既にあなたに興味があるからです。
ここまで来て絶対に負けられませんよ?
無駄に違和感やギャップを与えて勝負に負けないよう心掛けてください。
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