やっとの思いで確保した働き先が、いやーな雰囲気を醸し出していたら、「 今回は失敗したな 」と思ってしまいます。イヤな同僚と仕事を共にすることほど苦痛なことはありませんし、最悪体調を崩してしまう危険性さえも出てきます。

副業やバイトならすぐ辞めればいいでしょうが、転職だと最悪です。

今は町の惣菜屋さんで和気あいあいと働いているOLの夏川さん53歳ですが、以前働いたバイト先での壮絶な体験を語ってくれました。

OL収入だけだと娯楽費になかなか経費を回せずカツカツした毎日を送っていたため、体力があるうちにWワークをしようと思いついて、スマホでアルバイトを探し始めたといいます。「 バイトル 」や「 an 」など一通り見て何件か同時に応募して最初に連絡が来て面接~採用までとんとん拍子に進んだのが「 an 」で応募したケーキ屋さんでした。

50代OLが見つけたケーキ屋さんでの副業

副業ということで仕事の終わる夕方6時位から4時間ほどできるようなバイトで探していたので、駅構内にあったケーキ屋さんはちょうどいい時間帯でした。

仕事内容はショーケースに並んだケーキをショーケース越しに売るだけなので、難しいことはありませんでした。シュークリームや三角のカットケーキ、カッププリンなどを大きさの違うケーキの箱の中から適正の大きさのを選び、上手く詰めてお渡しするという事の繰り返し。単純作業に近い感じでした。

また、誕生日用の丸いケーキなども扱っていたので誕生日用のケーキやろうそく、季節ごとのイベントケーキなども販売していました。

ケーキの値段も3種類しかなく、覚えるのも簡単。最初の頃はケーキをトングで掴む際の力の入れ具合に緊張し、おっかなびっくりケーキを掴んではノロノロと箱に入れていましたが1か月もすれば結構乱雑に掴んでもケーキって崩れないという事を学び作業が早くなりました。

ケーキ販売の他はレジ締め、掃除、物品発注、商品管理、廃棄商品の返品処理、店舗のカギ閉めでした。どの作業も難しいことはなくて、狭い店舗内での範囲なので楽でした。コンビニや居酒屋などでよくある嫌なトイレ掃除みたいなことも、駅構内だと一切ありませんでした。

ただ平均2人、滅多にないけど多い日で3人での切り盛りのため2人の日はすごく忙しく大変でした。また、お店が閉まるのが夜10時半でそこから11時までの間に一気に掃除~レジ締めをしないといけなくて掃除・店閉めが一番大変でした。時間との闘いで、自身の終電も考えて行動しないと走って終電に飛び乗らないといけないこともありました。

ケーキ屋で副業するにあたり心配だったこと

中年になってからバイトをすること自体、高校生以来で立ちっぱなしは耐えられるのかとか、仕事は覚えられるのかとか不安しかありませんでした。

また人間関係の心配も大きく、若い子ばかりいて感じ悪かったらどうしようか、レジでお金触るけどもし金額が合わなかったら自分のせいにされるんじゃないか、どっちかというと人嫌いで人見知りの私に接客業は出来るのか、覚えが悪いなど陰口言われるんじゃないかなど悪い方にばかり考えていました。

普段OLでPC操作は周りの子に教えるくらい出来るので、仕事をする社会人として自信みたいなものもありました。

でもまったく別の仕事・バイトで高校生くらいの子から感じ悪く教わる事とかあるんだろうなとか、この年で味わうであろう屈辱を想像するとせっかくバイトが決まったにもかかわらず始まる前から行きたくなくなったりしました。

ケーキ屋で副業するにあたり大変だったこと

ケーキ屋さんでのバイトは結局6カ月ほどという短い期間で終わりました。結果から言うと高校生の頃経験したバイトで、みんな和気あいあいとやってたのとは大きく違い、苦痛の6カ月でしかありませんでした。ケーキ屋さんっていうきっと誰もが持っているフワフワした可愛い乙女なイメージはすぐ崩されました。

以前、幼馴染が結婚後にケーキ屋でパートした時に、人間関係で悩んで泣いていたのを思い出しました。もう働いちゃったのでその時思いだしても遅かった訳ですが。

バイト先は男性2人、女性は私入れて5人ほどいました。私は週3~4日、日に4時間ほど出ていましたが、1か月ほど後に30歳位で週5~6日入り、日に8時間とか出ているレギュラーシフトの女性が入りました。

その子の方が圧倒的に出勤時間が私より多いので覚える速度も早くて当然なのに、比べるようなこと言われたり、教わっていないことをやってと言われたり、絵に描いたように突き飛ばされたりとコレっていじめなんじゃないのかな?と多々思う場面がありました。

ただこのバイトは私のメインの仕事と思ってなかったし、実際ちがかったのでバイトする1番のきっかけだった「 7月に海外旅行へ行く 」までの小遣い稼ぎとして割り切って、その旅行1週間前までやると決めて耐えました。

途中、なんでバイトごときでこんな嫌な思いして耐えているんだろう?って自分でも疑問に思って笑っちゃうこともありましたがすぐ辞めずに続けたのは、大人になった私の意地だったのだと思います。

バイトなんだから精神すり減らしてまで我慢することなくやめても何ら問題ないのに。

また、ケーキ屋さんのバイトなら余ったケーキや賞味期限切れるケーキなんか貰えるのかななんて淡い期待も持ってこのバイトを始めましたがそんなことは一切なく、落として原型無くなったケーキだろうが、まだ食べれるさっきまで売っていたケーキだろうが持って帰れることもなく工場へ返品でした。

また従業員割引も一切なく定価で買うしかありませんでした。要するにここでバイトするメリットを何一つ感じませんでした。

私以外の従業員同士も仲悪く、バイトBさんが男のバイトCさんからいやがらせ受けているので、シフトを一緒にしないでくれと願い出ていることも、私が辞める直前に私もCさんについて苦情を言った際に知りました。在籍していた7人全員がギスギスしていました。

このケーキ屋さんで得たものというと、バイト始めてすぐ辞めたいと思ってから期間を決めて耐え忍んだことがすごい勉強だったと思います。

友人にもそんなとこ辞めちゃえばいいじゃんと言われましたが世の中には色んな人がいて、自身も50代になって嫌な人間が周りに余り居ない状態で平和ボケしていた自分を戒めたかったのもあります。

ああ、こんな世界もあるんだなと本当に学びました。この後のバイトではきっとどんなところでも働けるなって確信しました。ぶち切れそうになったことも何度もありましたが、大人しい文句ひとつ言わない中年女性を通しました。イライラしながら笑顔で丁寧な接客も出来るようになり根性がつきました。

今後ケーキ屋さんの副業をする人へのアドバイス

ケーキ屋さん、パン屋さんはとてもイメージのいい可愛い職種だと思います。でも、パートでパン屋さんで働いた知人も何人かいましたが皆口をそろえて人間関係が最悪だったと言い切ります。なので、正直ケーキ屋さんやパン屋さんでのアルバイトはお薦めしません。

ですが、私みたいに期間を決めて割り切ったバイトとしてする分には相当根性がつくと思うし度胸試しとしておすすめです。もしかしたら働きやすい環境のケーキ屋さんもどこかにあるかもしれません。

仕事内容は本当に簡単でケーキ専門店であればお酒を扱うわけでもなく、酔っぱらったお客さんに絡まれることも全くないとは言いません。

本当に少なく従業員とお客さんとのやり取りの中で嫌な思いはそうそうしないと思います。

人間関係に関して一切シャットアウト出来る、何されてもぜーんぜん平気!という人にはこんな楽な仕事はないかもしれないです。

アルバイトを本業にして探している人も副業としてやる人も精神壊してまで続けてやる必要は絶対にないです。元々、どんな職種・対人関係にも合う合わないがありますし、たまたまそこが合わなかっただけかもしれない。

またその合わなかったバイト先が2件3件続くかもしれないけど縁と運だと思います。

ケーキ屋さんの副業は自分には合わなかった

私はこのバイトをやめて旅行でリフレッシュした後、2か月ほど心の休憩期間としてバイトはやらずにOLだけやり、その後新たに総菜屋さんでバイトをしましたが、とても環境が良くてもうすぐ2年目になります。

大学生や主婦に教えたり新入社員に教えたりしてみんな仲良く和気あいあいとやっています。心も健康で収入も安定して増え、娯楽費として充実した日々を過ごせています。

やっぱり、負が強いバイト先は同じ負を呼び寄せると思うので今後も決して良くならない気がします。仕事もバイトも3か月我慢してみてダメなら辞めてもいいっていう風潮があります。

始めてから1か月間が一番慣れなくて緊張して辛い時期なので、どんなに辛くても1か月で辞めてしまうのはちょっともったいないかなと思います。

といっても、私はケーキ屋さんに入って1か月で嫌な思い沢山して辞めたくて仕方ありませんでしたし、意地で3か月頑張っても嫌な事だらけで変わらなかったのでその時点で辞めても良かったのですが、更なる底意地であと3か月働いて辞めると決めて耐え忍びました。

1か月後に辞めると告げた時の清々しさ、辞める最後の日の気持ちよさはあの6カ月がないと味わえないものでした。

また私が働いていたケーキ屋さんは、私が働いている前から働いている最中、辞めた後まで1年中バイト募集していました。辞めた半年後位にお客さんとして買いに行ってみましたが、既に知らない人たちが接客していました。

今のバイト先でも大学生は就職などで2~4年ほどで入れ替わりますが、みんな1年以上続いています。もしバイトする・したい店の環境が気になるなら下見に何度か行ってみるのもいいかと思います。

もう決まってこれからケーキ屋さんで働く方へのアドバイスとして、仕事内容は40歳でも50歳でも60歳でも出来るような簡単な作業なので心配は一切要らないと思います。もし人間関係で躓いたら我慢せず自身に合うバイト先が見つかるまで転々としても全然いいと思います。年を取ると若い時より心も体も弱くなっているので無理することはないと思います。仕事は山ほどありますから。

壮絶!悲惨!50代OL見たケーキ屋さんでの副業まとめ

壮絶!悲惨!53歳代OL見たケーキ屋さんでのバイトの実態についてまとめてみましたが、いかがでしたか?
30代の頃は、女性ばかりの職場は憧れでしたが、女性同士の妬み・嫉妬って本当に怖いですね。華やかに見えて裏では壮絶な戦いが待っているかもしれません、副業をする際は是非にとも気を付けてくださいね。

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