2017年3月末に総務省が発表した「 働き方改革実行計画 」によって、サラリーマンの間では副業の話題がにわかに活気づいています。

ネット上の掲示板では様々な副業について議論が繰り返し行われていますし、私の職場でもインターネットを使ったアフィリエイトや転売ビジネスなどの話題で毎日盛り上がっています。

副業が解禁されている企業は、全体から見るとたった13%と少ないため、私はまだまだ焦る必要はないと思いますが世の中には焦ってしまう人たちもいるようです。

50代OLが見つけた運送業の副業

花田さん54歳は、昼間は正社員として働いていますが、世の中は副業ブーム、副業元年と言われており彼女自身も波に乗り遅れないため副業をしようと思い、真っ先にネットでバイトを探したそうです。CMでもよく見る「 タウンワーク 」で検索。

彼女の住む地元でも、たくさんの求人が出ており、探すというよりも選べる状態だったといいます。

昼間働き、夜も働くからには、高い時給で、しかも短時間というのが私の条件でした。また、毎日のようにバイトに出ると、本業にも影響がでると思ったので、週に2、3回でもよいというのも大事な条件でした。

また、家には息子が2人、そして主人もいて、家事もこなさなくてはいけないので、私がバイトにでる時間帯は、家事がひと段落する21時から23時です。時給は1,000円スタートでした。

バイト先の行き来も考えると、これ以上の勤務は難しく、条件としてはなかなか見つからないのでは感じましたが、やっぱりこの時代、たくさんバイトがありました。

そんな中、私がした副業は大手運送会社の荷物整理です。大きな段ボールもあれば、小さな袋の荷物もあり、さまざまです。また、同じように副業に来られている方も多く、基本的には、重く大きな荷物は男性が担当し、小さな箱や袋の荷物は女性が担当しています。荷物整理と聞くと、体力勝負で、立ちっぱなし、きついというイメージかもしれませんが、そこは夜のバイト。

多少化粧が落ちようが、寒くて上着を着こんでも、日中のお仕事とは違い、あまり気を遣う必要もなく、そういった面ではとても気楽です。

運送業の副業をするにあたり50代が心配したこと

また、収入を今よりも上げたいと思う仲間が集うので、それはそれで楽しく、お互いの苦労話などをして意気投合することもあります。基本的に、体力以上の過酷な仕事は男性、女性含めて強いられることはなく、体にそれほど負担なく、荷物整理、配送補助をしています。

最初は、日中働いているので本業に影響が出て、仕事中に眠くなるのではないか、疲れて家のことができなくなるのではないかと心配でした。

また、家族と一緒に過ごす時間に仕事に出ることによって、こどもたちにも影響が出るのではないかというのが、私の中で一番の不安でした。

しかし、こどもに話をしたところ、そんな心配をしていたのは私だけでした。

また、運送会社ということや、荷物整理という業務上、体に無理がかかるかもしれないなど、行くと決めたのに、久しぶりに新たな職場に出向くにあたり、人間関係もどんな感じなのかや、年齢的にも新しいことを覚えることにやや不安もあり、しっかり覚えることができるのかと疑心暗鬼になりました。

運送業の副業を50代がするにあたり大変だったこと

副業中一番大変なことは、やはり自分の時間が減ったこと、家に帰ってからも家事の残りがあったり、本当に時間が足りなくなってしまったことです。

また、副業のバイトの日に限って、こどもを病院に連れて行かなければいけなくなったり、仕事が残業になったりとイレギュラーなことが起こると、計画していた通りの動きができず、すべてが後手後手になり、疲れ果ててしまうことです。

そんな日々を送ってはいますが、楽しかったことは、やはり今までと違う交流ができたこと、また新しい出会いがあることで、いろいろな話を聞き、自分の知識も増えていきました。また、副業以外でも食事に行ったりと新しい友人ができました。

また、こどもたちや家族がとても協力的になったり、こどもが少しずつですが、自分のことは自分でするという気持ちが芽生えてきて、自立してきたことがとてもうれしかったです。

この荷物整理のバイトをすることによって、荷物を効率よく運ぶコツや、要領よく体を使うことを学びました。徐々にコツをつかんでいったので、多少大きい段ボールも軽々と運ぶことだできるようになりました。

介護などのお仕事についている方は、よく自身の体を守るために負担なく介助する技術をもつと聞きますが、配送業も同じで、いかに体に負担なく多くの荷物をもつかなど、いろいろ試行錯誤した結果、買い物に出かけても、たくさんの袋を効率よく車まで運ぶことができるようになりました。

これは本業では、学ぶことができないスキルです。腰やひざの使いかたなど、身をもって学びました。また、本業と家事、副業を両立させるために、家事の工夫や時短料理、時間をうまく使うことができるようになり、これは本業の仕事でも生かされています。

同じ運送業の副業をする50代女性へアドバイス

最初は男性ばかりの世界で、女性の出番はないのかなと感じましたが、そんなことはありません。男性が確かに多いですが、その分優しくしてくれますし、また数少ない女性同士の団結力はすばらしいです。お互いを助け合う心をもって行えば、つらくはありません。

イメージ的には肉体労働といった感じはあるかもしれませんが、適材適所とはよくいったもので、まさに繊細な荷物は女性が、大きな荷物は男性が担当といった配慮もあります。

夜遅い仕事ということや、体を使う仕事ということもあり、時給は同じ時間帯の他の業種よりは高いです。短時間の週数日のバイトであるからこそ、やはり時給が高い方がよいのではないかと思います。

冬場はやはり少し寒いです。倉庫内は次々と荷物が搬入されますので、扉は空いたままなので、少しでも今日は寒いなと感じた場合は厚着をしていくことをお勧めします。また、重くなくても手荒れがひどくなりがちなので、軍手は必需品です。

毛糸のかわいい手袋はすぐに破れてしまいます。もったいないので、ホームセンターなどの格安軍手が一番です。

あとはマスクもお勧めします、お化粧をしなくてもよいことや、外気で肌が冷たくなるのも防いでくれ、また息で肌が保湿されているます。つらいことばかりではないです、少しのきつさもこのようにおもしろくプラスに変えていくことで、長期で働くことができます。

また、上司の方がジュースなどをごちそうしてくださったり、なかなか私の本業ではない待遇をしてくださったりと、運送業者ならではの、すこしぶっきらぼうですが優しい心使いに感謝しています。

華やかな副業も素敵かもしれませんが、気取らず素のまま仕事ができる環境も魅力的です。

50代が副業先を運送業にして良かったと理由まとめ

最後に要点をまとめておきますので、参考にしてください。

  時給は1,000円、2時間で2,000円は少し物足りない
  勤務時間帯は、21時~23時の2時間
  サラリーマンの副業に最適
 体力:
 気力:
 知力:
  

運送業は、キツい、キタナい、危険と昔から言われてきましたが、女性が担当する軽作業はそれほどハードワークではないようですね。気さくな上司に当たったらジュースの差し入れがあるかもしれませんよ!機会があれば、是非チャレンジしてみてください。


この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事