「職場は面白くないし、給料は下がる一方。何か面白いバイトはないのか」って50代のお父さん諸君は同じ悩みを持っていますよね?
副業でアルバイトをしたくても、職場や税務署にバレたらどうしよう?と怯えて、一歩踏み出す勇気が湧きません。
50代になって体力も衰える一方だから、何か体力を使わず楽して稼げるバイト教えてよ!って声が聞こえてきます。
決して楽な仕事ではありませんが、ハマれば続けられる深夜のアルバイトを紹介しましょう。
それはビルの深夜掃除のアルバイト。
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サラリーマンに人気の副業で清掃を50代が見つけた理由
51歳になっても人見知りしてしまう武田さんは、かれこれもう2年以上続けられているから驚きです。
ビルの掃除といっても、モップや掃除機で掃除をするビル掃除ではなく、内部システムの中の埃や油汚れを掃除するアルバイトです。
最初は仲の良い先輩に、本業の給料だけでは厳しい状況だったので、何か良い副業かアルバイトはないものかと紹介されたのが、このビル掃除でした。
私はモップ掃除や床掃除は、嫌いではないので喜んでいたのですが、行って見てビックリ。
システム内部の掃除で、全然、イメージが違って面食らってしまいました。
最初は、予想以上に大変でしたね。
この作業は、三ヶ月に1度や半年に1度、システム内部をクリーニングする企業からの依頼を受けて行う仕事ですから、完全に企業のビルが休みでなければ、仕事が出来ないので、土曜日か日曜日なら、ありがたいのですがメインは平日の深夜でした。
平日の場合は、集まるメンバーは、本業が終わってから向かう人が多く、事前に掃除をする場所の連絡があり現地集合してからの作業となりました。
現地に集合し作業着に着替え10人前後の各チーム分かれ、被り慣れていないヘルメットをかぶり点呼をしてから、各セクションリーダーの朝礼を聞き作業に取り掛かります。
その作業時間は、基本的に全員が掃除を終了するまで帰れません。
また、システム内部の掃除で、完全にシステムを停止した状態で作業を開始するので、その作業開始時間に集まっても直ぐに開始と言う訳にも行かず、かなりの拘束時間を要していました。
副業の掃除は深夜開始で大変だが50代でも日給1万円
大体、多かった時間帯は、夜23時に現地集合、朝4時から5時に作業終了で6時に現地解散の流れ。
でも、時給と言うよりは、日給で1万円を頂いていました。
キャリアがある人は、1万円から1万5千円の幅で頂いている人もいてビックリ。
シンプルな掃除バイトで、場数を踏んで行けば慣れるだろう程度で考えていたのですが、内部システムの掃除で工具をかなり多様しました。
専門用語も多々あったりしました。
油汚れも掃除する為に特殊な掃除薬品を使用。
たまに私も工具を使いますが、車のタイヤ交換や日曜大工レベルで本格的な工具は使った事はありませんでしたが、掃除バイトは本格的に工具を使いました。
工具の使用に関しては、物凄く心配でしたね。
私一人ならば、全然、良いのですが、私がこの不慣れな工具の扱いのせいで、チームに迷惑が掛かってしまうと考えると、毎回不安と心配でたまりませんでした。
チームの中には、血の気の多い職人気質の人もいるので、毎回、そういうメンバーと一緒のチームにならない様にと祈るばかり。
大変だった事は、まずは掃除場所です。毎回、1週間から10日前に場所の連絡があります。
私の本業場所は東京なので、出来れば近場がいいなと思っているのですが、この掃除のアルバイトは、首都圏に対応しているので、たまに栃木県だったり千葉県の館山だったりする時があります。
そういう時は、本業を早退したりするので、どっちが本業で、どっちがアルバイトなのか、わからなくなる時があります。
あまりに遠いと、泊まりになる時があります。
さすがに本業を休んでアルバイトは、本末転倒なのでパスをさせて頂く時もありました。
後は拘束時間です。
どんなに作業が掛かっても、日給1万円です。
一回あったのが、土曜日の早朝7時に現地集合をして、夕方には帰れるはずが、システムの都合で、集合して直ぐに作業が出来ず、早朝7時に集合して、作業が始まったのが午前11時。
そして終了したのが、日曜日の朝5時でした。とにかく時間読みが出来ないのが大変でした。
そういう時は、頭に1万円を浮かべて、頑張るしかありませんでした。
でも、良かった事もあります。
日給1万円と決まっているので、平日の22時に集合したのですが、システム不良で、掃除をする場所が、当初の10分の1になってしまい、1時間ほどで終わってしまったことがありました。
それでも日給1万円は頂きました。そういう時は、いつもラッキーと思いますね。
副業の掃除は人間関係が良好でみんなで協力できる職場
深夜清掃のアルバイトをやってよかったのは、工具の扱いが異常にうまくなった事ですね。
不器用な私でしたが、怒られながら、緊張しながら、場数を踏みながら、覚えていったので、いつの間に工具の達人になっていました。
あとは人が苦手だった私が、自分から話せる様になった事。
自分から発信しなければ行けなかった環境が、逆に苦手を克服出来るきっかけとなりました。
1日に1万円と言うアルバイトは中々ありません。
中々、無い変わりに、時間を捧げなければなりません。ですから、アルバイトの時間が予想以上に掛かってしまっても、割り切れる人は、このアルバイトには向いています。
個人ではなくチームで行う仕事なので、人との交流が苦ではない人は楽しい現場です。
年配の方が多く、人情や話が好きな人が多いので、こちらがオープンにしていれば、短時間で人との距離感が近くなります。
人との交流が苦手な人の場合は、こういう中で苦手意識が克服出来るのではないでしょうか?
本業での職場は大体、年配が多いので接し方も変わっていきます。
若い頃にアルバイトとは違って、ある程度、年齢がいってアルバイトをしている人は、みんな訳有りです。
いつも、明け方のバイト作業が終わり、朝日を見ながら現地解散する形が多いのですが、朝日を見ながらまた本業へ散って行くチームの皆様を見ると、悩んで辛くて、なんで俺ばかりと思っている自分のモヤモヤした気持ちが吹き飛びます。
みんな、いろんな面倒臭いものを背負って生きているんだなと、このアルバイトのお金は、自分へのがんばったご褒美として、お小遣いの時に変わる時もあれば、家族がいれば、その家族に何かうまいものを食べさせてやろうと使う人もいます。
本業で疲れた体にムチを打ってがんばらなければ行けなかったり、拘束時間が長かったり、愚痴を言いたくなる時もありますが、機械的ではない何か人間臭さやチームで作業した達成感の様なものは味わえます。
昔、私の職人の父が若かった私に、「1日1万円を稼ぐのは大変なんだ」と言っていた意味が、このバイトを通じて分かった気がしました。
きっとお金以上に、人間学を学べる場所なので、是非チャレンジしてみてください。
サラリーマン副業アルバイトおすすめの清掃まとめ
最後に要点をまとめておきます。
- 日給は1万円、熟練してくればそれ以上になることも…
- 勤務時間帯は平日の深夜に7時間拘束
- 50代が集まるアルバイトはみんな訳あり
- リスト4
- リスト5
体力:
気力:
知力:
ダブルワークしている50代・60代はみんな訳ありですが、基本的に悪い人間はいなかったなぁ。
アルバイト先でコミュニティが出来て飲みに行ったり、夜釣りに行ったり楽しかったですよ。
まずは社会経験と考えて、挑戦してみてはいかがですか?