
「 インターネットを使った副業なんて本当に儲かるんかいな! 」と怪しんでいるサラリーマンやOLは実に多いですよね?
酷い人になると、やったこともないのに「 あれは完全に詐欺だ 」と公言しちゃってる。
まぁ、インターネットはここ20年程で急速に発展しちゃったから、ついて来れない人がいるのも不思議ではないですが…。
副業で、ウェブライターをしている渡辺さん54歳代は、ある種の警鐘を鳴らしている。
彼女が始めた副業は、知人の紹介で始めるようになりました。
知人が街コンイベントの仕事を自営業で行なっており、LINEのタイムラインで自身の運営する街コンサイトの記事を書いてくれる人の求人を出し、私がそれを見て応募しました。
目次
50代OLが始めたウェブライターの副業の実態
その後、その知人からは、何人もの自営業をしている社長を紹介してもらう形。
紹介してもらった社長から、色々なライティングの仕事を紹介してもらいました。ライティングは、給食関係の企業の栄養コラムやナイトワークのコラムなど書きました。
給食関係の企業の栄養コラムに関しては、実はその企業が不祥事を起こしていて、イメージアップのために記事を沢山書かなければならないという状況でした。
しかし、予算がなくなったと途中で打ち切られました。
ナイトワークに関しては、水商売の仕事をした事がなく、色々な水商売系の求人サイトを閲覧して、そこのサイトに連載されている記事を参考に書くしかありませんでした。
ただのOLが、水商売の世界を紹介する記事を書くのには無理がありましたが、これも全てライティングの仕事を紹介してほしいが為に引き受けていました。
知人の紹介では、いつまでも激安案件しか落ちて来なかったから、このままではダメだと考えるようになりました。
ライティングの仕事は、求人雑誌には載っていないので求人雑誌ではなく雑誌「 spa! 」の副業特集でランサーズ・クラウドワークスの存在を知り、ネットで登録してからライティングの副業するようになりました。
時給は換算すると、500円〜8,000円と幅広かったです。
作業する時間帯は、主に仕事が終わって家につく19時〜20時の間に行なっていました。
50代はライティングの副業が会社にバレないか心配
副業で心配だったのは、自分が副業している事が会社にバレる事ですね。
私が勤めていた企業は、副業がダメだったので、ブログやSNSで配信する時も、職場の人にはバレないように最新の注意を払っていました。
一度、私の友人が誤ってFacebookに私の書いた記事を紹介してしまった時は「 Facebookで繋がっている職場の人にバレたらどうしよう! 」と、冷や汗が出ました。
その為、一時期はSNSの全部のアカウントを鍵をつけたり、消したりしていました。
ただ、会社に行った時に、部長が不審な顔をしてこちらをチラチラと何度も見てきたり、挙動不審な態度を取られました。
恐らくですが、ウェブライターの副業がバレたのではないかと推測しました。しかし、部長はその後も黙認していましたし、私もその数ヶ月後に寿退社しました。
未だに元職場から連絡はありますが、私がウェブライターをしていることは知られていません。
もしかすると、部長はFacebookを毎日チェックしている人なので、私がウェブライターしていることを、知っているかもという恐怖感は消えませんね。
職場は辞めたので、このまま部長は誰にも言わないで欲しいです。そういう意味では、仕事を辞めてからも顔出しや本名公開が出来ていません。
私の元職場は、噂するとすぐに広まりますし、また今でも元職場からプライベートの電話がかかってくるので、専業になった今でも顔出しや本名で思い切ってウェブライターの仕事をするといった事が出来ないのが辛いです。
こういう時、最初から専業でライターだったらいいのにと思う事があります。
しかし、副業だったからこそOL時代の体験談( 職場マナーなど )書けるので感謝もしています。
ライティングの副業は独学で学んだので苦労した
まず、誰も教えてくれる人がいなかったので独学で勉強するしかありませんでした。
最初に一緒に仕事した街コンイベントを運営する社長は、情報商材を無料でプレゼントしてくれました。
しかし、内容を見た所、胡散臭くて詐欺の匂いがしました。
また、街コンイベントを運営している知人の紹介では安い報酬の仕事しか回って来ず、結局、独り立ちしなければ稼げないと思い、クラウドソーシングをスタートするようになりました。
また、街コンイベントを運営している知人はウェブライターの他に合コン屋の仕事や、怪しいビジネスの仕事の勧誘もありました。
私は、好きな仕事で副業をさせてもらっているという弱みもあり、知人の紹介の仕事を断ることができずに、やりたくない仕事もやらざるを得ない状況になりました。
合コン屋では、人を一人呼ぶと1,000円の報酬、5人呼べば5,000円の報酬をゲットできます。しかし、合コン屋の会員にはスタッフの私たちが顔面偏差値をランク付けするんです。そして、顔の良い人はAランク。悪いとCランク。これは顔だけではなく、収入や性格なども評価に含まれます。
総合的に、スタッフである私たちがランクづけをして、合コンをセッティングします。
しかし、正直人の評価を私たちが勝手にする事、「 あなたにぴったりの人をマッチングしますよ 」と言って、こっちの都合で合コンをセッティングするという、悪どい商売を行う事に嫌気がさしてしまいました。
また、本業のOLをしながら合コンのセッティングをするのも、大変。
急にドタキャンもありますし、ドタキャンが出たら、スタッフの私が責任を持ってもう一人誘わなくてはならない事が、超大変でした。これも、全てウェブライターの仕事をもらう為にやっていました。
ライティングの副業をする50代へアドバイス
まず、簡単に稼げると思わないでほしいですね。
そして、稼げる時が続いても、それが半年以上安定して稼げるかどうかも大切です。
すぐに仕事を辞めてしまう人もいますが、仕事を辞めると国民年金や住民税などの支払いが来ます。
せめて、一年間働かなくてもやっていけるくらいの貯金は必要です。
女性の場合は、寿退社という形で扶養に入るのであれば良いですね。
一人暮らしの場合は、予想以上にお金が出て行くので注意した方がいいです。
特に、家賃補助を貰っている人は、意外と今勤めている企業からどれだけ補助を貰っているかに疎い人がいます。最低限、自分が勤めている企業の福利厚生は、辞める前にはチェックした方が良いです。
また、副業は人の弱みにも付け込まれやすいです。
情報商材も多く、本業がうまく行っていない人ほど買います。なぜなら、一発逆転を狙っているからです。
しかし、本業でうまく行っていない人が副業でうまくはずはありません。
特にウェブライターなどネット系の副業は、すでに稼いでいるインフルエンサーたちが更に稼ぐ世界。インフルエンサー達のカモになると、自分たちがどんどんお金を搾取されるだけで終わります。
大切なのは、自分で色々と仕事してみて失敗と成功を重ねることです。
結局、楽にお金を稼ぐ道はありません。
世の中には、「 これさえあれば、月収50万!副業で稼げる 」といった本や記事が沢山溢れています。
しかし、誰も結局自分自身が体験して学んだことではないので、役に立ちません。
本当に役に立つのは、自ら試行錯誤を繰り返して、はじめて稼げるようになるし、仕事も安定してくるのです。だから、まずは失敗を恐れずにどんどんチャレンジ、そして失敗しましょう。
50代ウェブライターが見たネット世界まとめ
最後に要点をまとめておきますので、参考にしてください。




体力:

気力:

知力:

「 これさえあれば、月収50万!副業で稼げる 」といった本や記事はついつい目を惹かれてしまいますが、インターネットの世界でも本業と同じように日々努力しないと、簡単には稼げないようですね。
甘い話には裏がある、皆さんも騙されないように、ネットの世界を渡り歩いていきましょうね。