佐川急便で副業してみた感想!50代の私でも挑戦できた宅急便の舞台裏

「宅配のお仕事って力仕事で効率悪そうじゃね?」と宅配の副業を敬遠しておられるミドル層は多いです。

確かにヤマト運輸や佐川急便の兄ちゃんを見てると、荷物が重そうだし昼間は不在のお宅ばかりで大変だよねってしまいます。

私の住んでいる地域に荷物を持ってきてくれるオバちゃんは超元気で、しかも人懐っこい齢60歳。

玄関で立ち話も何ですので、近所の飲み屋にお誘いして根掘り葉掘り聞いてみました。

この記事で分かること
  • 軽い荷物で楽だったがまれに重量物もあった
  • 時給制ではなく配達した数1個あたり150円
  • 定年後も続けられる副業なので始めるなら早めに

佐川急便の副業に50代の私が挑んで感じた体力不要

佐川急便の副業に挑んだ50代が感じた体力不要な仕事説

彼女は、宅急便の委託配達の副業ををしておられます。

友達からの紹介で始めましたが、7月と12月の繁忙期の前にはいろいろな求人雑誌に募集の掲載があります。

時給制ではなく配達した数1個あたり150円いただけます。

時間帯はかなり自由がききました。

配達可能な時間が朝の8時からですので、その時間からすぐに配達し始めてもいいし、少したってから出発することも可能。

朝、営業所に行くと自分の配達する荷物が仕分けしてあって、細かい宅地図を見ながら一軒一軒配達します。

配達区域は営業所からそれほど遠くない地域ですし、毎日同じ場所を回るので、慣れればかなり効率よく回れるようになります。

配達完了して伝票に印鑑かサインをいただいて、その枚数×150円が給料になりますが、ご不在だった場合はカウントされません。

そこが少し辛いところですね。

私が初めにやり始めたのが51歳の時でしたが、体力的にも特に問題はありませんし、定年後にこのバイトをされてる方もたくさんいらっしゃいます。

その営業所の方針にもよりますが、1日に任される荷物の数は50~100個、もっとされてる方もいらっしゃいました。

始めてみて、もっとできるようだったら増やしてもらい、キツかったら減らしてもらえることもできます。

ただ、自分の車を使用することと、ガソリン代が自分持ちだということに抵抗のある方もいらっしゃるかもしれません。

シートを敷いたりしますが、どうしても車内が汚れてしまうこともありますので。

営業所から荷物を持ち出した後は、決められた時間指定だけ守る以外は自分のペースで配達することができます。

繁忙期だけの短期バイトになりますが、継続して年2回継続して稼いでる方もたくさんいらっしゃいます。

佐川急便で50代が副業に挑んで心配したのは重量物

佐川急便の副業に挑んだ50代が心配したのは重量物

一番初めに心配だったのは、50代の私にできる仕事なのか?ということでした。

面接のときもそのことをお聞きしましたが、もっと年配の方もできる仕事だから大丈夫と言っていただいたきました。

荷物も、あまりに重いものや大きいものは持たせないし、無理だと思ったものは他の人に頼んでもいい、とのことでした。

実際エレベーターのない5階への大きめの荷物は、ドライバーさんにお願いしたこともありました。

万が一荷物を損傷してしまった場合、自分で弁償しなければならないのか心配でしたが、1日当たり10円の荷物保険に入らされたので安心できました。

実際に仕事を受けて、やっぱり無理です、ということはしたくありませんので、しっかりそのあたりは確認しました。

初めはなかなかうまくいかず、1日中動いてこれだけしか配達できなかったと落ち込みましたが、回る区域が毎日変わるわけではなく思ったよりもすぐに慣れました。

1週間もすると、自分のペースがつかめてきて、かなり休憩時間をとる余裕も出てきました。

あとは、荷物を損傷しないことや、配達先を間違えないこと、不安は色々ありましたが、たくさん配達することよりもまずは全てのことを慎重にやることを心がけました。

1個当たり150円で、単純計算すると100個配達すれば日給15,000円になるわけですが、本当にそんなにできるのか?とか、自分の無理のない範囲だといくらくらい稼げるのだろうか給料のことも心配でした。

でもやっていくうちに自分に合っていたのか、どんどん楽しくなり、すぐに1日60~80個くらいは無理なく配達できるようになる私。

佐川急便で50代が副業で不在のお宅が多く苦労した

佐川急便の副業に挑んだ50代は不在のお宅が多く苦労

一番大変だったのは、お伺いしてもご不在のお宅が多かったことですね。

配達完了して初めて給料が発生するので、いらっしゃらないとただの無駄足になってしまいます。

不在票を書いてポストに入れてくるのですが、それを見て連絡を下さる方、全然連絡をしてくださらない方、連絡を受けて再配達に行くとまたお留守の方、いろんな方がいらっしゃいます。

正直なところ、持ち出した荷物の量ではなく、不在の数でその日の効率が全然変わりました。

でも、少し慣れてくると、どのお宅が何時ごろならご在宅とか、そういうことも覚えてきてかなり楽になります。

副業しながらお客様と顔なじみになると、色々お話もするようになりますし、時には飲み物をいただくこともあります。

普段あまり接することのない年齢層の方と、お話をするようになって「こんな重い物をありがとうね」と言われると疲れが一気に吹き飛ぶような気がします。

基本肉体労働でほぼ1日中動き回るような仕事ですが、運動にもなりますし、いろんな方と接して世界が広がったような気がします。

そして単純なことですが、やはり人と接するときはまずはスマイル!ですね。こっちが笑顔だと、大体のお客様は笑顔で荷物を受け取ってくださいます。

自然と笑顔が作れるようになったことは、今後の人生にも役立つと思います。

佐川急便で50代が挑んだ副業は定年後も続けられる

佐川急便の副業は50代はもとより定年後も続けられる

年齢性別問わず、運転さえできればできる仕事です。

7月と12月だけの募集になりますが、集中して稼ぎたい方にはぴったりですよ。

私が入った営業所の方たちはみんな親切で、分からないことがあれば誰に聞いても気持ちよく教えてくださいました。

個人で動き回る仕事なので、色々な面で自由。

営業所の方と接するのは朝荷物を取りに行く時と、帰って今日1日の日報を書く時だけですから会社内の面倒な人間関係もありません。

他の人とあまり関わりたくないタイプの方にとっては、気楽にできる仕事です。

持ち出す荷物の量も、できる人、やりたい人は増やすこともできますし、逆にきつかったら減らしてもらうことも可能。

今日は夕方で上がりたいので、夜間指定の荷物は今日はなしにしてほしい、ということもできるので精神的に負担は少ないです。

一番注意したいのは、住宅街を運転して回るので、早く配るというよりも、とにかく安全運転を心がけることですね。

お年寄りや子供たち、本当に不測の行動だらけです。

運転中に電話はかかってくるし、地図を確認しなければいけないこともありますが、必ず安全な場所に駐車してから行うこと。

これは、仕事を始めるにあたって会社の方からかなりうるさく言われますし、万が一事故でも起こしてしまったら自分が損をしますから。

休みに関しては、相談して初めに定休日を決めるということもできますし、用事があるときは、あらかじめ言っておけば休みを取ることや半休にすることもできます。

ただ、万が一当日に急に具合が悪くなったりした場合は、なるべく早く連絡しないと大変迷惑をかけることになります。

自分達が行く時間の前に、早朝から荷物が仕分けられているわけですから。

1回自分用に仕分けられた荷物を、ドライバーさんたちにまた振り分けなけれなばらないというのは、これはもう大変な作業になります。

あとは、ごく普通の接客マナーと最低限の言葉づかいができれば大丈夫です。

一度体験してみて決して損のないバイトですよ。

佐川急便で50代の私が副業してみた感想まとめ

最後に要点をまとめておきます。

  • 1個当たり150円、1日に任される荷物の数は50~100個
  • 朝9時から夜8時頃まで、8時間勤務。(7月と12月の繁忙期のみ)
  • 配達完了して初めて給料が発生するが、不在なご家庭が多く苦労
  • 効率も大事だが、とにかく安全運転を心がけるべき

体力:

気力:
知力:

宅配のお仕事と聞くと、3K(キツい・汚い・危険)で割りが合わない仕事だから、やってみたいと思わない人が大半ですね。

しかし実際は、重い荷物を持つことも少なく、効率よく稼ぐことが出来れば、1日15,000円も夢じゃないことが分かりました。

期間限定のお仕事になりますが、是非挑戦してみてください。

色んな人との出会いが待っているかもしれませんよ。

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