リクルートエージェントとリクナビNEXTの違いは?
リクルートエージェントとリクナビNEXTの違いが分からないという人は多いのではないでしょうか?
本気で転職を考えているなら、リクルートエージェントとリクナビNEXTを連携して併用するのがおすすめ。どちらを使うべきか迷っている人のために、リクルートエージェントとリクナビNEXTはどう違うのか徹底的に比較してみました。
転職エージェントと転職サイトの違い
リクルートエージェントとリクナビNEXTの違いを説明する前に、転職エージェントと転職サイトの違いを解説しておきます。
扱う求人が非公開と公開で違う
転職エージェントは、転職者と採用企業を結び付けるサービスを提供する企業。
公開すると応募が殺到してしまう非公開求人を保有しているのが特徴で、転職エージェントに登録後、面談を経て担当のキャリアアドバイザーから求人を紹介してもらわないと応募することも叶いません。
一方の転職サイトは、すでにサイト上に公開されているので登録さえすれば誰でも簡単に応募することが可能なのです。
転職サポートがあるかないかで違う
転職エージェントは、各業界・業種に精通したキャリアアドバイザーと転職者が二人三脚で転職活動を乗り越えることをビジネスモデルとしています。
転職者と採用企業を結び付けることで報酬が発生するため、転職ノウハウの提供や求人紹介、面接日の調整、年収交渉などを無料で提供してくれるのです。
一方、転職サイトは採用企業が転職サイトに掲載料を支払って一定期間サイト上に公開しているだけなので、転職者と採用企業を結びつけても報酬は発生しません。つまり、求人の検索はもちろんのこと、応募書類の作成、面接の日程調整、年収交渉などは全て自分で行わなければならないことを意味しています。
リクルートエージェントとリクナビの違い
転職エージェントと転職サイトの違いが分かったところで、リクルートエージェントとリクナビNEXTの違いを表で対比してみました。
リクルートエージェント | リクナビNEXT | |
主な特徴 | 国内最大級の転職エージェント | 国内最大級の転職サイト |
求人数 | 非公開求人:約200,000件 2021年12月現在 | 公開求人数:約54,000件 2021年12月現在 |
主なサービス | ・非公開求人の紹介 ・キャリアアドバイザーの転職サポート ・面接力向上セミナーなど | ・公開求人の紹介 ・グッドポイント診断 ・スカウト機能 |
転職ノウハウ | ◎ 最新の業界情報・ノウハウを提供してもらえる | × 業界や職種の情報収集は自分で行う |
応募 | △ 応募基準に達していないと応募することはできない | ◎ 応募基準に達していなくても応募は可能 |
面接対策・面接日調整 | ◎ | × 全て自分で行う必要がる |
年収交渉・入社日調整 | ||
退職のサポート | ||
サービスの利用開始時期 | こちらから申し込み、キャリアアドバイザーの面談後にサービスを利用可能 | こちらから申し込み、WEBレジュメを登録すれば全ての求人に応募可能 |
リクルートエージェントはリクナビNEXTより求人が多い
リクルートエージェントが保有する求人は、公開・非公開あわせて約35万件なのに対し、リクナビNEXTで掲載されている公開求人は約5.4万件。
求人数だけ比較しても6.5倍もの差があるということになります。
リクナビNEXTは無料の転職サービスを受けることができない
リクナビNEXTは、サイト上に求人を掲載しているにすぎないので、リクルートエージェントが提供する手厚いサポートは一切受けることができません。
ただし、キャリアアドバイザーの転職支援サービスの代わりに
- 強みを客観的に把握できるグッドポイント診断
- WEBレジュメを登録すると使えるスカウト機能
など便利な機能を無料で使うことができるのが転職サイトの特徴と言えます。
リクルートエージェントの特徴と使い方は?
リクルートエージェントの特徴
リクルートエージェントとは株式会社リクルートが運営する国内最大級の転職エージェント。
転職支援実績がのべ41万件以上というリクルートエージェントの特徴は
- 【10万件以上の非公開求人数】を常時保有
- 【各業界に精通したキャリアアドバイザー】が在籍
- 【面接力向上セミナー】などの充実した転職サポート
特に、参加者の80%以上が満足したと回答する「面接力向上セミナー」はリクルートエージェントでしか受けることができないサービスで、採用企業と転職者の接点を見出すことに重点を置いています。
形態 | 転職エージェント |
求人数 | 非公開求人:約200,000件 2021年12月現在 |
対応エリア | 全国 |
対象業種 | 全業種 |
特徴・得意分野 | ここにリクエーの得意分野 |
サービス | 面談・履歴書添削・模擬面接・年収交渉 |
リクルートエージェントの評判
リクルートエージェントの評判はどうなのか調べてみました。
リクルートエージェントの使い方
リクルートエージェントの簡単な使い方を紹介しておきます。
圧倒的な非公開求人に応募する
リクルートエージェントは10万件を超える圧倒的な非公開求人を保有しています。
ありとあらゆる業界や職種、幅広い年齢を網羅した求人があるので選択肢に困ることはありません。ですから、いろんな求人を比較してみたい50代に最適といえます。
また、
- 職種
- 業界
- スキル
- 地域
- 転勤なし
などのこだわり条件から求人を検索できるので、転職を考えているなら登録しておいて損はない転職エージェントなのです。
経験豊富なキャリアアドバイザーを活用する
リクルートエージェントの評判で多いのが
- 熱意があって親切だった
- 対応が早くて助かった
- 面接が丁寧で感動した
というキャリアアドバイザーに関するもの。
他にも、言い出しにくい条件面などの年収の交渉面でもリクルートエージェントは高い評価を得ています。
転職者であるあなたが採用担当者と直接交渉するのではなく、担当のキャリアアドバイザーが交渉を代行してくれるので安心ですよね。
ありとあらゆる企業と信頼関係を結ぶブランド力があるだけに、リクルートエージェントの交渉力はかなり高いといえます。
面接対策などの手厚いサポートを活用する
リクルートエージェントでは面接対策などのサポートも手厚く行われているので、是非活用してみてください。
特に
- 職務履歴書エディター
- 履歴書や職務履歴書の添削
- 面接力向上セミナー(面接対策)
が非常に優秀で、転職が初めてで何から始めたらよいのか分からない50代に最適。
毎月2~3回行われている面接力向上セミナーは、緊張しがちな面接の場でも採用したい人物と思わせる面接必勝法が配信されています。
各業界に精通したキャリアアドバイザーのサポートを受けたい
自発的に転職活動するのが面倒
関連記事:リクルートエージェントの評判
リクナビNEXTの特徴と使い方は?
リクナビNEXTの特徴
リクナビNEXTとは株式会社リクルートが運営する国内最大級の転職サイト。
毎週2.6万人以上が登録して、実際に転職した人の8割がリクナビEXTを利用すると言われるほど認知度が高い転職サイトです。
リクナビNEXTの主な特徴は
- リクナビNEXTにしかない【限定求人が85%掲載されている】
- 企業の採用担当者から直接オファーが来る【スカウト機能】
- 自分の強みが客観的に把握できる【グッドポイント診断】
形態 | 転職サイト |
求人数 | 公開求人数:約54,000件 2021年12月現在 |
対応エリア | 全国 |
対象業種 | 全業種 |
特徴・得意分野 | ここにリクナビNEXTの得意分野 |
サービス | 公開求人の検索・スカウト機能・グッドポイント診断 |
リクナビNEXTの評判
リクナビNEXTの評判はどうなのか調べてみました。
リクナビNEXTの使い方
リクナビNEXTの簡単な使い方を紹介しておきます。
こだわり条件で求人を検索する
リクナビNEXTは5万件を超える圧倒的な公開求人を常時掲載しています。
ありとあらゆる業界や職種、幅広い年齢を網羅した求人があるので選択肢に困ることはないので、いろんな公開求人を比較してみたい50代に最適といえます。
また、
- 職種
- 勤務地
- 働き方
などのこだわり条件から求人を検索できるので、転職を考えているなら登録しておいて損はない転職サイトなのです。
採用担当者からオファーが来るスカウトを活用する
企業の採用担当者や他の転職エージェントから直接オファーが来るスカウト機能もリクナビNEXTを使うメリットのひとつ。
スカウトは
- 掲載企業からの直オファー
- 転職エージェントからの直オファー
- 転職エージェントが扱う求人企業からのオファー
の3種類がありますが、面接確約オファーは返信するだけで書類選考が免除され、割と良い雰囲気で面接が進行するのでおすすめです。
たたし、リクナビNEXTのWEBサイト上に職務履歴書を載せるには会員登録が必要です。
一度作った職務履歴書は応募の際に利用できるので楽です。
オファーを受けやすくするコツは、WEBレジュメ(職務履歴書)の必要項目をすべて埋め、字数制限いっぱいまで書いておくこと。
また、定期的に内容を修正してWEBレジュメを最新の状態に保つとより良い結果が待っています。
強みが把握できるグッドポイント診断を活用する
客観的な強みが把握できるグッドポイント診断はリクナビNEXTだけのサービスです。
面接で強みを聞かれて答えられない50代が多いのではないでしょうか?
自分で客観的な強みを把握するのは無理がありますよね。
リクルートが独自のノウハウを詰め込んで開発したグッドポイント診断は、30分程度で18種類の中からあなたの強みを5つ診断してもらえます。
客観的な強みを把握できれば、面接で堂々とアピールできるだけでなく適職を見つける際にも役立ちます。
また、リクナビNEXT経由の応募の際にグッドポイント診断を添付することもできるので是非試してみてください。
自分の強みが客観的に把握できない
良い企業から直接スカウトされたい
独りで転職活動を進めたい
転職を急いでいない
【関連記事】リクナビNEXTの評判
リクルートエージェントとリクナビNEXTの使い分けは?
リクルートエージェントとリクナビNEXTの特徴や使い方が分かったところで、それぞれの使い分けを紹介しておきます。
本気で転職したいなら両サービスの併用は必須
本気で転職したいと考えているなら、リクルートエージェントとリクナビNEXTは併用して使うのがベスト。
リクルートエージェント(リクナビNEXT)の登録時に、「リクナビNEXT(リクルートエージェント)と連携する」というチェック項目があるので、必ずチェックしておきましょう!
わざわざ2つのサービスに登録する手間も省けるのでおすすめです。
リクルートエージェントとリクナビNEXTを連携することで、それぞれのデメリットを相殺してメリットが活かせます。
2つのサービスを使うと効率が悪いように見えますが、リクルートエージェントで受けたアドバイスはリクナビNEXTでも活かせるのです。
短期間で転職したい
公開・非公開求人に応募したい
転職が不安ならリクルートエージェントをメインにしよう
転職を不安に感じているならリクルートエージェントをメインにして、リクナビNEXTをサブにするのおすすめです。
キャリアアドバイザーは各業界・職種に精通したプロ集団。
- 転職のノウハウ
- 応募先の風土
- 過去に出された質問
- 採用担当者の性格・人がら
まで把握しているので、転職エージェントを使った場合と使わなかった場合では最初から大きな格差があるのです。
リクルートエージェントが持つ条件の良い非公開求人に応募しつつ、空いた時間にリクナビNEXTを使って公開求人にも応募というスタイルが転職を不安に感じている人に合っていると考えます。
自発的に動くのが億劫
条件の良い非公開求人中心で応募したい
転職時期が未定ならリクナビNEXTだけでOK
誰にもしばられず転職活動を進めたいと考えているなら、リクナビNEXTだけ利用すればストレスはありません。
しかし、リクナビNEXTからだけでは、最新の業界事情や転職ノウハウを手に入れることはできないので全て自分で情報収集する形になります。
あなたが手に入れた情報が正しければ問題ありませんが、少し古い情報だったりそもそも間違っていたら無駄に消耗してしまいます。
結局、情報の精査に時間がかったり、遠回りになったりすることが多いので、どこかのタイミングでリクルートエージェントに登録し、キャリアドバイザーのアドバイスを真摯に受けとるのが得策。
リクルートエージェントに登録したからといって求人に応募しなければならないわけでもなく、利用するのも無料なので全く利用しないというのはもったいない気がします。
キャリアアドバイザーにあれこれ指示されたくない
公開されている求人だけで充分
リクルートエージェントとリクナビNEXTの違いまとめ
最後に要点をまとめておきます。
- ああああ
- いいいい
- うううう
- ええええ
- おおおお