数か月前、百貨店の高島屋が100体人形を限定販売して、謎の中国人が100体とも買い占めていったニュースは記憶に新しいのではないでしょうか?
私も今日、不法滞在している中国人の転売ヤーがプレミア付きのウィスキーを買占め、それを転売して1本300万円以上もの粗利を稼ぎ出しているニュースを見て驚いていたところです。
副業元年と言われている今、一部の転売ヤー達が自らのビジネスモデルを確立して大儲けしているようですね。
そのノウハウさえ教えてもらえれば、私も波に乗ることができるんですが…
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せどりを50代OLが始めた理由は他の副業にハマったから
福島さん51歳も、15年ほど前から販売業覆面調査や講演依頼、すっかりプライベートな時間を副業にあてることが楽しくなっていた一人。
彼女は、他にも何かできることはないかと色々調べていました。
求人情報誌に載っている副業は、どれも身元をはっきりさせなければならない職場ばかりで本業にはバレたくない思いが強かった彼女は、別な道を模索していました。
その時彼女が見つけたのが、転売の仕事。
きっかけとなった出来事が本業の方であったので、今流行りの「メルカリ」のようなフリマアプリはかなり以前から知っていました。
本業で扱っている某商品が、中国のアジア系の客が大量に購入しては転売行為をしていました。
最初は「ちゃんと良い状態のまま扱ってくれるのかな?」とか、「一体いくらで売っているんだろう」と、正直あまりいい印象は持っていませんでしたね。
しかし、彼ら転売ヤーの行動を知るほど、感心することばかりで勉強になることもありました。
ネットで転売の副業があるのことを知り、手始めに少額のものから「メルカリ」に出品。
すると、すぐに買い手がついて200円の利益を得ることができました。
たった200円の儲けでも、こんなに嬉しかったことはありません。
それからすっかり、転売の副業にのめり込んでいきました。
買い付けに行って写真撮影をして、説明文を書いたりして超楽しかった。
時給にしたら、ものすごく割に合わないのかもしれません。
それでも楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
この副業は、時間帯も自分の好きな時間に活動ができるので負担なく続けることができます。
ネットショッピングは24時間いつでも出品できることが、最大のメリット。
むしろ不規則な時間に更新するほど、目に止まってもらうことは多かったかなぁ。
せどりの副業で儲けたら確定申告が必要ではないかと心配
もしも利益が大幅に出てしまった場合の確定申告はどうするのか?という不安がありました。
しかし、私には悩むにはまだ早い悩みでした。
顔が見えない人とのやりとりを行う副業なので、そのことに対する不安も少なからずありました。
- 騙されたらどうしよう?
- クレームがきたらどうしよう?
- 事実とは異なる言いがかりをつけられたらどうしよう?
など、深く考えるほど何もできなくなるので、途中から「とりあえずやってみよう」と思うように切り替えました。
実際にやってみると、マナー違反の人や、クレーマーまがいの人も、ほとんどお目にかかることはありません。
今はメッセージのやり取りの丁寧さや、迅速な対応を過剰に求められる時代になりましたが、ひと昔前は、もう少しアッサリとしたやり取りが主流でしたけどね。
せどりの副業は何が売れているのかリサーチが結構大変
本業で販売業をやっていたので、そのノウハウをそのまま転売サイトでも実行だけで私には十分。
今でも流行りのメルカリを覗くと、出品者側の要望があまりにも多くて驚くことがあります。
「いいねだけで買わない人はお断り」や「ノークレームでお願いします」「悪い評価がついている人との取引はお断りしています」実店舗では考えられない傲慢さです。
きっと嫌な思いをされたのだろうと推測しますが、自分のページに訪問してくれただけでもありがたいと思える人ではないと精神的に持ちません。
本業での習慣と在庫&売り上げ管理のために、専用のノートに帳簿をつけています。
やみくもに仕入れをするのではなくて、常に在庫額がそれまでの利益を上回らないように気をつけています。
転売副業を始めて、今何が流行りなのか?どの世代には何が注目されていて高値でも売れるのか?などの世の中の流行りに敏感になるようになりました。
また、あらゆる物の相場についても色々勉強するようになりました。
仕入れ先も少しでも安いものを探せるようにいくつか分散して持っています。
本業の実店舗での経験が副業で生かせることもたくさんあります。
商品名や商品説明、写真の見せ方なども然り。
どんな質問にも快く対応し、注文を受けた商品には一両日中に出荷するなどの迅速性を重視しました。
質問だけで終わった人にも、目に留めてもらったことへのお礼を忘れず、支払い期限がきてしまいキャンセルになってしまった場合も、悪い評価は付けずにお礼を述べるように意識していました。
逆に副業の方で得た、ユーザーの心を引くようなキャッチコピーを本業でもPOPの作成などに生かすようになりました。
せどりで儲けるためにはライバルを出し抜く必要がある
今では本当に手軽に始めることができるサイトが増えてきました。
ただライバルが増えすぎて分母が多い分、埋もれてしまう可能性も高くなりました。
よほどキャッチーなコピーをするか、他に対抗できる安い価格設定にしないと儲けることができません。
また仕入れに夢中になると、儲けが在庫の総額に追いつきません。
いつまでも赤字経営になってしまいますね。
ハンドメイド品を出品している人にも、この辺で利益が出ていない人が多いです。
つい作ることが楽しくて、たくさんの材料を買い込みすぎてしまうんですね。
梱包資材にこだわるのも同様です。
資材も、仕入れに行った際の交通費も全て経費のうちに入り、それ以上の儲けを出せなければ副業の意味がありません。
その辺りを明確化させるために、帳簿を付けることをオススメ。
今ある在庫をここまで消化するまでは、次の仕入れをしない決まりを作ります。
あとは、よく売れている人の出品ページを観察して盗めるものは盗むことです。
検索にヒットしやすいワードは何か?何曜日の何時に出品するのがタイミングがよいか?の研究です。
誰をターゲットに売りたいかの見極めも大切ですね。
私は行なっていませんが、有料のツールを副業の売り上げアップのため活用している人もいます。
いかに効率良く利益を生み出すか?費用対効果を考慮して、飛躍した利益を生み出すための必要投資として踏み出す人もいます。
これらの副業が起動に乗ると、本業より稼ぎ始める人もいます。
極めると、副業が本業になる人も出てきます。
私は副業で稼ぐ金額に上限を定めているので、あまり欲はありません。一番大切なのは、なんのためにしている副業なのか自分の軸をブラさないようにすることが大切ですよ。
ウィスキーのせどりは1本で300万円?!夢中になる50代
最後に要点をまとめておきます。
- 完全出来高制
- 空き時間を有効活用
- 自分の出来るところから、とりあえずやってみることが肝心
- 転売は気軽にできるが、ライバルが多く工夫しないと赤字
体力:
気力:
知力:
どのビジネスにも共通して言えることですが、やはり転売ビジネスを続けていくには、日頃から並々ならぬ努力が必要のようですね。
市場調査やターゲットの選定、集客、在庫管理、など決して楽して儲けれる話ではない。でも、得意な市場を確立することができれば、一獲千金も夢ではありませんよ!是非チャレンジしてみてください。