「 50代で職を失ったら絶対に転職できない 」なんてネットで噂されていますが、実際50代後半以降の転職は困難を極めます。40代であれば、まだまだ選択の余地はあるものの、50代となれば選べる職業は限られてきます。

50代であっても比較的受け入れてもらえる職種の代表的存在は、警備員や介護職です。一般のサラリーマンがそれらの職種に、やむを得ずキャリアチェンジした日には「 負け組 」の烙印を受けてしまうものですが、自営業から警備員に転向した原さん55代にとっては、少し見方が違っていたようです。

彼は、自営業にて惣菜店を25年営んできましたが、景気の悪化だけでなく、大型スーパーの進出等の影響もあり閉店するに至ったといいます。そこで経験を生かした転職をしたく考えた結果、調理師を目指した次第です。

50代自営業が挑んだ初めての転職活動

しかし、飲食業界を目指して居ましたものの、転職を目指す事は取り止めました。というのも、専門店にて経験を積んで居た訳でもありません。ですから、専門的なスキルを求められ、なおかつ未経験からのスタートとなると給与面での待遇等が頭にあったからです。

そこで未経験、年齢等の諸条件に拘らない職種は何かと考えてました。

転職のための情報収集の手段として用いたのはフリーペーパーからです。しかし、就職活動をした経験が学生時代のアルバイトを除いて乏しい。そこでアドバイスを貰いたいと考えてました。色々とインターネットや役所を探す中、市町村にあるタウンワークに行き着きました。

タウンワークは無料で配布されて居ますから自然と目に入ったから手にとってみました。各地域事の求人が掲載されて居ますので移動にかかる労力、費用、時間のロスも避けれます。幾つかの候補をピックアップする事が出来ました。

ここで始めて警備員、特に深夜の施設警備に行き着いた訳です。深夜の時間帯を選んだのは応募される人の数を考えて昼の時間帯よりは少ないのでは?と考えてました。深夜の方が給与面でも高額だったのも大きな理由です。後は未経験でも受け入れて貰えるのか?これをインターネットで検索したりの作業をこなしていました。

色々と検索したり転職をされた方のクチコミを拝見すると転職自体は可能だと判断しピックアップしていた警備会社に連絡をさせて貰い面接、入社試験をクリアーし現在に警備員として深夜の施設警備に励んでいます。

50代で警備員に転職するにあたり心配だったこと

やはり、転職をせざるを得なくなった時に一番の心配したのは年齢的な事です。まだ若いつもりでは居ました。しかし、様々な求人情報を見ると自分の年齢が客観的にキャリア育成を望まれる時には選択肢の狭さを知りました。それに加えて未経験の職を希望して居ましたので、経験がない自分が必要とされるのか?これも心配でした。

アルバイト等は学生時代に沢山の経験をして居ましたけれども、これも1つの仕事が続かない人間なのでは?と受け取られたら?そんな事も頭にありました。自営業をしてきた自分が決まった給与を貰う為に企業に馴染めるのか?上司や部下を持った経験がないので人間関係は上手く構築できるのか?等の様々な心配な点がありました。

50代が警備員への転職活動で大変だったこと

転職活動で一番大変だった点は、先ず思い出すと、どの様な職を希望するのか?です。

適性等を考える事もありましたけれども、年齢的にダメなら別の仕事をすれば良い!と言う発想には中々なれずに居ました。どの様な仕事ならば続けて働けるだろう?どの様な人が居てるのであろう?馴染めないなら、どうすれば良いだろう?と実際に面接を受けよう!と決める前から躊躇を繰り返して居ました。

その躊躇を繰り返して居る自分に苛立ちました。タウンワーク等のフリーペーパーを読んでるだけで転職活動をしてる気分になってないか?自問自答を繰り返したりの日々でした。夜、寝て居ても転職先が全く見つからないままに過ごしてる夢を見て夜中に飛び起きたりもしました。

その度に、深夜のコンビニエンスストアーへと新たな求人情報を求めて走りました。そこでフリーペーパーを手にしてる自分を店員の人の目からは、どう見えてるのだろ?何も買わずに店を出る事に引け目を感じて必要の無い買い物をする自分、そう悪い方にばかり頭が行くのです。

実際に警備業界をピックアップしてから大変だった点は、未経験でも通用するのか?給与で生活が可能なのか?肉体的に長く続くのか?等の情報を集める事です。これはインターネットを使いクチコミ情報を元にして判断しました。それと同じ位に悩んでたのが面接を受ける企業の選び方です。

警備業界そのものは求人は多数ありましたけれども、何処の企業は福利厚生がしっかりとしている。求人情報との差がない企業は何処であるか。そこの部分の判断は非常に悩みましたし苦労をしました。結果として現在も警備員として従事している知人から聞いたアドバイスや判断材料等と、インターネットでの情報収集と併せて 現在に至ります。

50代でサラリーマンに転職できてよかった点

転職をして良かったと自分で思う点は様々あります。先ずは僕のケースですと、自営業でしたから収入面での不安定さから解放されました。基本給が定まっているので自営業をして居た時の日々、売り上げを気にしなくて済む安心感が何よりも大きいです。光熱費、家賃、人件費等を捻出してから自分の給与になる日々でしたので。

自営業時代は何時間、十何時間と働いても売り上げをあげなくては意味がありません。常に金銭面での不安定さに頭を悩めてました。他にも、決まった休みを貰える点等もあります。自営業ですと休む?休まないも自分の判断なのですけれども必要経費の捻出の為には休みたくても休めないの現状でした。

自営業でなくても、新たな仕事先での発見、人との出会い等も新鮮です。自分が全くの畑違いの業務を行うにあたり、回りの同僚からの励ましを受けたりします。それは個人で営業して居た時からは得られない物です。

それに自分では向いて居るのだろうか?と悩んで居ましたけれども、就業先のお客様から感謝の言葉をかけて頂いた時には感動しました。転職をしたことによって、自分では気がつかなかった適性等を見出だせたのでは無いでしょうか。

1つの企業で頑張って働き続けると見えなくなる物も出てきます。それが転職をする事で自分の新たな可能性や、より能力を発揮できる事も沢山あります。そして転職を期に新鮮な気持ちでよりクオリティーの高い仕事をすれば、自分にとっても企業にとっても良い結果となります。

良い結果とは、待遇面も当然です。それに加えて仕事に対するモチベーションが高まります。高いモチベーションを持って仕事に望めれば、それは生活の為だけに働くのではなくて人生の張り合いに繋がるのです。

過酷な警備員に50代が転職できて大喜び!まとめ

最後に要点をまとめますので、参考にしてください。

 転職に成功した50代自営業者の特徴
  転職の動機 : 自営業の惣菜店の倒産
  転職の手段 : タウンワークなどのフリーペーパー
  要した期間 : 約4か月
     サラリーマンは自営業と違い、収入が安定している

リーマンショック以降、多くの自営業者が倒産に追い込まれ職を失いました。彼らは、介護職や警備員に泣く泣く転向しましたが、その多くが「 チャンスさえあれば、また元の鞘に戻りたい!もう一度夢を見たい 」と口々に話します。

原さんは、自営業からサラリーんマンとして警備員に転向できて大成功だという稀なケースでした。


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