50代の転職で有利に立ち回りたいのなら勝てる資格を選ぶのが鉄則

これまでの経歴に自信がない皆さんは、人気の資格を取得して少しでも転職で有利になろうとしますよね?

かつての私も一貫しないキャリアの穴埋めをするため、資格取得に命をかけた時代がありましたが、有利とか不利って考えで資格を取得しても人生が好転することはありませんでした…。

50代からの資格取得は、有利・不利ではなく自分が「勝てる」資格を選ぶのが鉄則。

20年以上社会人経験があるだけで大きな強み・財産を持ってることを忘れないようにしてください。

50代の転職に有利な資格は社会人経験の強みを生かすもの

社会保険労務士、中小企業診断士、行政書士、宅地建物取引士、TOEIC860点以上、簿記検定が転職やキャリアアップに有利と言われていますよね?

大手資格スクールが「資格が転職に有利」と大々的にキャンペーンするため、私たちは知らず知らずのうちに資格があれば多少なりとも有利な立場に立てると勘違いしがち。

私自身、総務職を続けてきたため、キャリアップと将来のことを考え社会保険労務士の取得にかなりの時間と労力を割きましたが、今となっては果たして必要だったのか疑問です。

毎年8月に行われる試験会場の熱気は凄いものがあります。

社労士の受験生たちは、仕事や転職に役立てるため、はたまた経験を積んで独立開業するため思惑は様々ですが、実際は資格をもっているだけでは強い武器になることはまずありません。

転職回数が多い人は、その穴を埋めるため様々な資格を取得する傾向にありますが、ずっと同じ職場で仕事を続けてきた人と同様、長年の社会人経験を踏み台にできるのが50代の強みということを忘れてはいけません。

50代の特徴は、社会人として30年近い職歴とスキルがあること。

私のように転職回数が多くても、生え抜きのプロパー社員には決して経験することができない幅広いステージで仕事をしてきた自負があるので、財産にしてしまえば怖いものはありませんよね?

まずは、この強みを積極的に活かす考えが資格選びの第一歩と言っても過言ではありません。

これまでに経験した仕事の延長線上で取るべき資格を選択するのもありですし、それが最も自然な流れかもしれません。

ただし、総務職を続けているから社労士を取る資格取得の考え方が、必ずしも人生を好転させられるかどうかは全く別問題ですよね?

長年の社会人経験で得たものは、仕事上の知識やスキルだけでなく、社外での気付きや趣味も貴重な財産。

少し振り返って欲しいのですが、仕事以外で夢中になれたこと、充実した時を過ごせたこと、他人を幸せな気持ちにすることができた瞬間など、材料はいくらでもありますし、答えは必ずそこにあります。

50代転職で有利な資格を活かすなら目的意識が必要

50代が資格取得に挑戦する場合、何のために挑戦するのか?目的意識を持って臨んでください。

これまの仕事で培った経験や現職の経験をベースにするのが鉄則ですが、副業やバイトで経験を積むのはありと考えています。

数ある難関国家資格の中で中小企業診断士は最強の部類に入ると考えていますが、どんなに難易度が高い国家資格でも、仕事と関りが薄かったり転職先で求められていなければ、評価の対象になることはありません。

私は、社労士や簿記検定の他に、フォークリフト運転技能や危険物取扱者を持っていますが総務人事職に応募する場合は不要ですし、逆に介護職に就こうとしている人が社労士を持っていてもちぐはぐ感が否めません。

資格を取得するからには、これから転職しようとする業界や職種との関連性をも考えるのは当然ですし、場合によっては資格そのものが転職に不利な影響を及ぼしてしまうことも少なくありません。

繰り返し垂れ流される資格スクールのキャンペーン合戦に、「とりあえず資格を持っとけば安心できる」「今は役には立たないけどいつか役に立つはずだから…」「履歴書欄が寂しいからとりあえず資格で飾っておこう」など、資格に依存して取り続けている人たちを、資格依存シンドロームと呼びます。

リーマンショックや就職難になればなるほど、スクールのキャンペーンが激化して、まんまと乗せられた人たちがアレもコレもと取得する動きが強まります。

資格は取得した人間の付加価値ですが、ある意味、諸刃の剣です。

他の優秀な応募社との差別化を図りたいが故に、数で勝負…と考える気持ちはよくわかるのですが、それなら転職回数が多くても、キャリアに一貫性がなくても、プロパーには経験できないキャリアで勝負した方がよっぽどマシ。

履歴書の資格欄にずらずらっとまるで自分の勲章のように並べまくっている50代は本当に多いですが、募集要項とのマッチングは絶対に無視してはいけません。

下手すれば、うちで経験を積んだらさっさと独立を考えている転職者と思われれば、採用される確率はぐっと減ります。

本人にその気が一切なくてもです。

50代の転職に有利な資格はキャリア重視か強み重視

50代が転職で有利になりたいのであれば、何の脈略もない資格ではなく、これまでのキャリアを重視するか、自分の強みを活かせる資格を取得するの2つにひとつ。

キャリアを重視した資格

これまでのキャリアを重視した資格を取得するのであれば評価されるので、難しくはありませんよね?

また、私のように転職回数が多く業界や職種に一貫性がなくても、選択肢が増えるので有利です。

総務・人事系

行政書士・社会保険労務士・ビジネス実務法務検定・衛生管理者・労働安全コンサルタント・労働衛生コンサルタント・防火管理者・秘書検定・ビジネス文書検定

経理・財務系

公認会計士・中小企業診断士・税理士・日商簿記検定・ファイナンシャル・プランニング技能士・AFP・CFP・BATIC・経理財務スキル検定・会計ソフト実務能力検定

販売・営業系

販売士・外務員・生命保険営業職員・日商ビジネス英語検定・セールススキル検定・印刷営業士・宅地建物取引主任者・福祉住環境コーテディネーター、旅行業務取扱管理者

技術・技能系

技術士(補)・エネルギー管理士・建築士・建築施工管理技士・電気工事士・電気主任技術者・工事担当者・危険物取扱者・ボイラー技士・自動車整備士・無線従事者

IT・情報系

MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)・応用情報資格者・基本情報技術者・情報検定・システム監査技術者・ネットワークスペシャリスト、情報セキュリティスペシャリスト

福祉・医療系

介護職員初任者、介護職員実務者、介護福祉士・ケアマネージャー(介護支援専門員)・社会福祉士・精神保健福祉士・ケアクラーク・福祉住環境コーディネーター・看護師・准看護師・保健師・薬剤師・栄養士・救急救命士

国際・語学系

TOEIC・実用英語技能検定・日商ビジネス英語検定・通訳案内士・貿易実務検定・日本語教育技能検定

自分の強みを活かす資格

50代が転職で有利な資格を取るなら断然キャリア重視ですが、経験のない領域に踏み込んではいけないのかと言えば、そうではありません。

職歴だけでなく、これまでの長い人生を振り返ると、自分の強みや弱みをリストアップできますよね?

例えば、人生を通じて誰かの役に立ちたいと思えば、介護職員初任者研修を受けて老人ホームでボランティアを体験してみる。

他にも、誰かの相談に乗って解決してあげるのが快感なら、コンサルタント系の資格を取得して道を切り開いてみるのも良いでしょう。

「50代だから転職は無理」とか「もう50代を過ぎているからテキストが覚えられない」って最初から投げ出さずに、まずはチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

チャレンジ精神さえあれば、歳は関係ありませんよ!

50代は勝てる資格を取得して転職で有利にふるまえ

最後に要点をまとめておきます。

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後悔しない50代の転職にするためのノウハウを発信しています

~2020年4月:転職市場の動向~

4月は春の入社に合わせ質の良い求人が出回る時期ですが、コロナウィルスの影響で市場が大混乱しているので気を付けてください!

現段階では、求人そのものが市場から消滅する等の影響は出ていませんが、採用活動を先延ばししたり、対面ではなくWEB面接に切り替える企業が増えています。

この際です、Skypeやzoomの使い方を勉強してITの進歩に対応できる50代をアピールするのも一つの手です!

ただし、同時にライバル達も動き始めるのでしっかり情報収集を行って万全の態勢で臨みましょう!

  1. このサイトを参考に、最低でも複数の転職サービス(リクナビNEXTJACリクルートメント人材バンクネット)に登録する
  2. 転職エージェントに登録できれば、電話ではなく直接会って自分なりを知ってもらう
  3. 相性の良いキャリアコンサルタントに出会えたなら、信頼関係を結び熱い思いをぶつける

多少転職回数が多かろうが年齢が高かろうが、熱意が伝われば応じてくれるキャリアコンサルタントは必ずいます。

ただし、彼ら彼女らは月に100人近い転職者を扱うので、あなたの存在が埋もれていくことは絶対に阻止してくださいね。

リクナビNEXT
完全無料で診断できるグッドポイント診断は逸品

株式会社リクルートキャリアが運営するリクナビNEXT。

50代でも応募できる求人が多数掲載されているだけでなく、簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強みを5つ診断してくれるグッドポイント診断が最高。

客観的に診断された強みは、応募書類はもちろんこと面接でも自信を持ってアピールすることができるので絶対に把握しておくべき!

注意点
条件の悪い転職者を機械的に除外するフィルターが厄介
・直接郵送応募にも非常によく反応するので50代は登録しておこう!
JACリクルートメント
紹介しもらえる求人は面接まで確約されているので安心して任せられる

どちらかと言えば外資系企業で有名なJACリクルートメントですが、実は地元に密着した老舗の転職エージェント。

地元で活躍する中小企業との繋がりが強く、内部事情に精通しているキャリアコンサルタントが多いので、50代にとっては超ねらい目。

また、企業担当(RA)を転職者担当(CA)が兼任する独自のリクルートメント・コンサルティング制を採用しているので、ミスマッチのない求人を紹介してもらえることでも有名。

注意点
キャリアコンサルのアタリハズレが非常に多いのが難点
・頼りない担当に当たったら迷わず相談窓口で担当の変更を申し出る
・必ず面接後にフィードバックを受け次回に活かすように!
人材バンクネット
キャリアコンサルタントを逆指名できる珍しい転職サイト
転職エージェントを利用するうえで厄介なのが、門前払いや登録拒否。

「どうせ自分なんか相手にしてもらえない」と敬遠する50代が多いが、エージェントが持っている非公開求人は非常に質が良い。

そんな50代の味方になる人材バンクネットは、キャリアコンサルタントを転職者が逆指名できるので、基本的に門前払いされることはない。

私もこの転職サイトを通じて多くのキャリアコンサルタントと接触し、色々お世話になった。

注意点
・求人に応募するためには再度外部のエージェントに登録の必要あり
逆指名時には「履歴書のブラシアップを手伝ってほしい」旨で接触する
 (求人を紹介して欲しい旨で接触すると「紹介できる求人はない」に繋がる)

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